ジューンベルとユリ2017/07/06 20:04

古参のカンパニュラ・ジューンベルがようやく咲きはじめたと思いきや、連日30度まで気温があがって真夏になってしまった栄養で、株のコンディションが一気に悪くなりました。

黄ばんだ葉っぱがポロポロ落ちて、充実していたはずの枝が少々スカスカと・・・。花の見た目もイマヒトツになっちゃいまして、開花を1年間待っていたのは人間も植物も同じでしたのに、突然訪れた連日の真夏日はジューンベルにこたえたに違いありません。

 

そうこうするうちに、ボトボトと生温い雨まで降ってきたので、咲いた花が痛んでしまいました〜。

いちおう、かろうじて損傷の少ない部分を1枚。


あともう少しの間、日向に植木鉢を置いておきたかったのですが、今年は早めに半日陰に移動させて、夏越しの準備に入ったほうがよさそうです。

そうでもしなければ、株が湿度と熱であっけなく腐っちゃいそうな気配が・・・。


小さな苗からスタートして年々じわりじわりと枝を伸ばし、6〜7年ほどが経過した今ではこんもり直径30センチに広がるまで成長しているので、意地でも枯らすわけにはいかない気分になっています。

ちなみに6月30日のブログでお話ししたカンパニュラは、四季咲きに近いメリーベル。

それぞれの違いがあまりわかりませんが、咲く期間と、シベの色の違いと、枝の様子が違っています。

 

このジューンベルとメリーベルは、奇しくも2株買ったうち生き残ったのは1株という点も同じでした。

両方とも “酷寒酷暑と加湿(水分)の加減” がうまくいかないと、花をやめて土の肥やしになるようです。

育て方はどちらかといえば簡単・・・でいながら、少し気遣いも必要なので、育てる場合は保険で2株購入するほうが無難かもしれません。


ということでジューンベルは、今日のうちに 蒸れない・暑すぎない・雨に打たれない 場所へ移動してしまいました。

多分これで大丈夫。あともう少しの期間、青紫の清々しい花を咲かせてくれるでしょう。

 

キキョウ系の花たちの過ごしにくさとは正反対に、俄然元気なのがユリでございます。

すでに2種類が開花中。

ノバゼンブラーとマルコポーロが咲いた様子なのですが・・・

こちらがノバで

 

こちらが・・・マルコ?

 

もともと真っ白なノバはさておき、マルコは変身願望でもあったのか、開いた3つのツボミすべてが、別人というのか別花に。

フチのピンク色がほとんど抜けてしまって白っぽくなっていて、そういうこともあるのかと

少しばかり驚かされました。


ならば、あともう1種類、マルコよりももっとピンク色の花が咲くはずのオリエンタルリリーが開花を控えているので、そちらの花の色はどうなるのか楽しみ倍増です。