うめ2015/02/06 13:51

今朝、梅が咲き始めていることに気づきました。
梅が咲くとどんなに寒くても、春の幕が開けたんだな〜、と気分が切り替わります。
この頃は気候が変動していて、昔の通りの春夏秋冬ではありませんが、心と体で覚えている四季の感覚はまだ変動していません。
表情豊かに季節が移ろう様子が見られるというのは、当たり前のようで実はステキな出来事なんだ、そう思うせいか、いつも何かしらの変化にワクワクしながらあたりの光景を見回しています。

梅の花がいっぱいになるのが楽しみですね。

こちふかば においおこせよ梅のはな 
                あるじなしとて 春な忘れそ

という、菅原道真が詠んだ歌は有名ですね?
なかなか好きな歌で、梅が咲くたびにこの歌も思い起こされるのですが、今日は東風は吹いていなくても日中の日差しは暖かで、気温に関係なく春気分。

この白梅、香るよ〜と言われて縁日の屋台で購入したものですが、今のところ香っているかどうかわかりません。

白梅の花に、鼻を近づけられず・・・。

実は幼い頃、紅梅の蕾をメジロがガツガツ食べているのを見て、「そんなにおいしいのか?」と梅の花に顔というより鼻の穴を近づけたことがございまして。

どうやら花粉をバフッと吹いていた花があったみたいで、思いっきり吸引してしまい、花粉が鼻腔に苦くしみわたってしばらくの間フガフガ状態に。

「あの白いパンチが目にある鳥(メジロ)に、つられてついっていってはいけない・・・」と子供風の不思議な結論に達したのでした。

それ以来、梅の花の香りをかぐのが恐る恐るになりまして、今も、誤って黄色い粉を吸入するのでは? と躊躇してしまいます。

縁日の植木屋台で、せっかく「香りを楽しむなら白梅だよ」とすすめてもらったのですが、梅が満開になったところで、それとなく漂ってくる香りを遠くから楽しみたいと思います。

さあ〜今週末は、庭の手入れを急ピッチで進めて、春を迎える準備を整えたいです〜晴れるといいですね。