悪運に強い木／ニワナナカマド ― 2015/06/17 19:12
ニワナナカマド／チンシバイ が咲いている様子です。
３〜４日前に満開のピークを迎えて、終わりはじめるとあっという間に散りました。
なんか、呆気ないな〜。
まだ若木で、咲いたのが２輪だけだから、そう感じるのかな。
このニワナナカマド、春に購入した苗木を地植えにしたばかりですが、何となく植える場所を間違えたような気がしています。
木の特徴をよく調べたつもりでしたが、見落としと思い違いの両方が重なっていたようですし。
勘違いその１は、大きくなっても1.5メートルくらいの高さと思い込んでしまったことでした。（表記の読み間違い／２〜３メートルほどになるらしい）
しかも、この木は株立ちになって、横に1.5メートルほど広がるとか。
木を低めになるように切り続けて、横にも広がらないように、脇芽をつんでいけばいいのでしょうが、それだと、この木の醍醐味が味わえなくなる？
はからずも、植えた位置が家に近すぎる、という結果を招いたらしく、地中の配管にダメージを与えそうな気配が漂ってきたのでした。
ということで、別の場所に移植する予定です。
実は、ニワナナカマドについては、原因不明のこだわりを抱き続けてしまいまして、最初の苗木を購入したのは４年前。
その苗木、最初は４０センチくらいの大きさだったのに、鉢植えの状態で何度もアクシデントに見舞われ続け、今年の２月またもや来訪者にひっくり返され、ついに８センチの高さにまで縮んだのでした。
折れるたびに木が小さくなって、復活を果たしても、復活地点よりも低い位置でまたボキッと折られる、という具合に、年々、植木鉢が小さくなるという謎の成長を遂げた初代ニワナナカマド。
今は、盆栽っぽく小さな鉢におさまっていて、かわいいものの、今後も花を咲かせる見込みはなく、もはや “不運を逆手に” と屈強ぶりを披露するのが使命となっております。
ということで、もうこの初代様には、このまま盆栽のフリでもしてもらうことにして、今春、新しく４０センチ程度の苗木を購入したのでした。
結局、新参のニワナナカマドPart２も、植える場所を間違える結果に・・・。
どうやらこの木はうちの庭に来ると、「ファイト／一発」の宣伝で、無茶を喜ぶ若者諸君のように、苦境からの生還を果たしたくなるのでしょう。
ともあれ、やっとこの木に咲く花を間近に見ることができて、よかったです。
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