脂ボディを目指して/赤ヒレ2015/10/12 18:10

気温が急に下がって、朝晩、肌寒い日が続いたのは、だいたい10日くらい前のこと。

屋外で飼われている魚は、水温の低下の影響を受けて、餌をあまり食べない日もありました。


そのあとは、水温も下がったなりに安定している様子で、今は餌を食べる量はそれなりに復活して、まだまだ活発に泳ぎ回っています。

 

なので、今日は久しぶりに赤ヒレの様子を写真に撮ろうと、あれこれ試しましたが、手持ちのカメラの機能がうまく使えず、赤ヒレ独特の動きを追うのが精一杯。

 

熱帯魚らしい、豊かで、大きく閉じたり開いたりするヒレを持つ彼らの、ヒレが撮りたいのになぁ。

 

同じヒレの中でも、黄色い蛍光色の反射板のように光るヒレが3箇所あって、振り振りと光るヒレを動かす様子を写真に撮ってみようと思い立ったものの、結局、以下のような結果になりまして。

赤ヒレたちの背ビレの先が、ポツっと白っぽく見えるのは、本当は、黄色の蛍光塗料みたいな色をした部分なのでした。

赤ヒレが一斉に浮上する瞬間を狙ったので、一緒に写っているゴミみたいなものは、餌です。

(稚魚もゴミのように写っています・・・見つけられるかな?)

 

ほんの数分もすれば、お腹が満たされて、一斉に水面下に下がったきりになるので、赤ヒレをよく観察できるのは、毎日、餌の時間の3〜5分間ほどです。

 

それはそうと、今年生まれの、大小様々な大きさの稚魚たちも、餌を求めるように大人の赤ヒレと一緒に泳ぎ回っています。

けれど、大人たちの“餌喰いダッシュ”におされて、毎度、水瓶のフチ付近に追いやられて、順番待ちしているような状態になります。

 

なので、大人たちが満腹して、水面下に降り始めてから、稚魚たちが入れ替わりに餌を食べ始める毎日です。

稚魚をライバル扱いしてどうする? と言いたいところですが、大人の赤ヒレが噛みちぎった餌は、いい具合に稚魚が食べやすいサイズになるので、これはこれでヨシ・・・かな。

 

そんな赤ヒレたちの様子を見られるのも、寒くなるまでの間。

温かい水が好きな赤ヒレたちは、冬はカメの底に沈んだきり、ほぼ動かなくなるので、食欲のあるうちにたくさん食べてもらって、越冬に備えてもらいます。

(稚魚は一旦室内に移動させる予定)