夏の夜の成猫式2015/09/01 22:23

急に夏が終わってから何日が過ぎたのか、記憶していませんが、だいたい一週間くらい梅雨みたいな空毛様が続いていると思います。

 

庭では、秋の花が急いで咲くかな? と思っていたら、そうでもなくて、静か。

それよりも、いきなりアジサイ(ハイドランジア)が1輪咲いて、まさかアジサイが狂い咲きをするとは予想外でした。

惜しいことに、きれいな咲き方ではなかったので、写真に撮りませんでしたが、時にはこんなこともあるものなんですね。

 

庭は全体的にこの調子ですから、今日は、猫さんのこの頃の様子を話題にしてみます。

というのも、行動パターンに、ちょっとした変化があったからで・・・。


猫のダン君の甘え症は相変わらずで、遊んでほしい時のアピールは、時には涙ぐましい努力になることもございます。


たとえば、家族の帰りが遅くて、気晴らしに付き合ってくれる相手もなく、頼みの飼い主も2Fの作業部屋に閉じこもって出てこない。そんな日は、夜も8時を過ぎる頃から、甘えの集中砲火が始まります。

階下から階段を上がってきては、扉の前をカシャカシャしつつ、鳴く・・・諦めたのか階段を降りていったな〜と思っていたら、しばらくして、また上ってきてカシャカシャしながら鳴く、というのを何度か繰り返す・・・。


で、用事が片付いて、扉を開けると、ここにトトロが来たのか? と思うような物体が、そこここに転がっていたりします。

たとえば、丸めた紙玉、ピンポン、鉛筆のキャップ、洗面台のスポンジ、1Fから遊んでもらえそうなオモチャ(?)をあれやこれやと持って上がってきては、根気強く甘えているダン君。

たぶん、これも成功率が低いので、いずれやらなくなる行動のひとつだろうと思っています。

というのも、以前は就寝中の飼い主に対して、よくやっていたのに、今はめったにやらなくなっているからです。

まだ眠りたくないからって、1Fから必死でオモチャをくわえて上がってきては「遊ぼうぜ〜」けれどもダメだとわかると、おとなしく寝ていたのが、以前のダン君。

 

最近変わったことって、コレなんです。

しかも、夏に入る頃から、急変。

 

どんな急変ぶりかというと、夜、寝る時間になると、急にドライ&クールな猫になって、ひとりで居たいポーズをとる。

そして、眠りたくなるまで、深夜のリビングを遊びまわって、疲れたら人間の横へ来て眠る・・・。そのまま朝まで眠り込むことも今夏は2〜3度あって、とにかく、夜の行動パターンが変わったのです。

 

人間たちが就寝時間を迎えると、すすんで一人遊びを始めるか、独り眠りを始める。

2〜3回とはいえ、朝まで一人で寝るようになった活気的事実。

 

なので、「ダン君、ついに大人の猫さんになったんだね」って、言われています。


 これには、裏があると思っています。

というのも、ひと気のない夏の夜のリビングには、足の数が多いムシが出没します。

記憶しているだけでも、4度、惨殺された益虫を、朝っぱらから弔いましたので・・・。


想像したくないのは、多節足動物を牙と前足でなぶり殺しにした後、いつものように飼い主の枕元にやってきて、顔をジャリジャリ舐めてくれていたのでは? という恐れ。

顔に首に、クモやゲジゲジのエキスをつけられた可能性を思うと、もはや冷夏でございます。


それに、本当は益虫を狩りのオモチャにして、殺してほしくない〜。

という具合で、深夜、一人で過ごす時間を持てるようになったというのは、新たな遊び道具が見つかったからなのでした。

さて写真は、先日、粘り強く甘えた結果成功を収めて、遊んでもらっている最中のダン君。


最近はまっているのは、駄菓子屋で100宴ほどで売られている、昔ながらのオモチャ。キチキチバッタみたいな動きが、好きみたいです。