ブラックベリーに隠れて/カマキリ2015/09/21 08:57

勢いよく伸びるベリーのツルを、誘引するか、それとも、全部掘り起こして植木鉢に戻すか、ガサガサやりながら迷っていたら、カマキリの邪魔をしてしまった様子です。

それにしても、よく肥えたカマキリ・・・。

 


昨年、試しに地植えにした、このベリー(ブラックベリー)には、今年もいろんな虫や生きものが集まってきていました。

花が咲いて実のなる頃には、常時3匹以上のクモが、上に下に巣を張り巡らせていて、一時期は、蜘蛛の巣に人間がかかる日々が続いていました。

 

今はもう、ベリーの木も来年の準備をしている最中ですから、空から飛んでくる虫を寄せるようなことはありません。

そのかわり、バッタの仲間やなんかが、ベリー経由で行ったり来たりしていて、あいからわらず、トカゲやカマキリのような捕食者たちが、葉陰に潜んでいたりするようです。

 


もう、こんなふうに「邪魔すんなっ」的な迷惑顔で睨まれると、「あーもぅ、すみませんねっ」って素直に謝りたくなりますよね。

なので、寒くなってから、改めてベリーの木の移植を再検討することにいたします。

その頃には、カマキリも飛んでいっていなくなっているか、この周囲で静かに命を終えるか・・・・毎年の傾向だと、少し高めの場所に産卵をしてから、付かず離れずの距離に最後まで潜んでいるというのが常。

 

さて、ベリーの木の移植計画ですが、鉢植えの時のほうがだんぜん実が収穫しやすかったな〜と思いましたし、そもそも、地植えにした場所が、予想よりも日照不足だった様子。

よほど日光が大好きな植物だということが、これでよくわかりました。


 いよいよ、秋の植え替え&植え付けジーズンを迎えて、鉢の更新を待っていた植物もたくさんいるので、これから大きな鉢を空けて、ブラックベリーは空いた大鉢へと引っ越しです。


 それから、昨年の秋に、宿根タイプのツリフネソウを1ポット手に入れて、「来年はどうなるかな? また花が咲くかな?」とお話したことがありました。

初めて夏を迎えた今年、酷暑で葉も茎も蒸れてダメになっては再生し、また蒸れてダメになっては再生し、ってのを繰り返して、一時は鉢から姿が消えていました。

冷涼か、少なくともドライな環境でなないと、弱りやすいみたいで、ずっと半日陰の、風通しが良い場所に置いていましたが、それでも夏の高温高湿度はかなり苦手だった様子。

もしも運良く、秋の中頃に花が咲いたら、弱そうに見えて、凄い生命力ということになりますね。その時は、またご報告いたしますね。


 いずれにしろ、夏が終わると、暑さに負けて消えていく植物が毎回でてきて、それはもう、残念・・・。

けれども、新しくまた、庭に馴染みそうな植物を探す楽しみができるワケで、いつものように“秋”がやってきたんだな〜って、ホッとしたりもするのでした。