異国の木に実?/レモンマートルのクラスター2015/09/24 22:51

7月末頃の記事だったでしょうか、例年5月に咲くはずのレモンマートルが、今年はいきなり真夏に満開になったというお話。

 

毎年、終わった花は適当につむ程度で、木に花殻を残しておいても別段、問題ありませんでしたので、今回は酷暑中ということもあって、あえて放っておいた・・・ら、ちょっと違うことになりました。

 

やけに花殻がいつまでも木にくっついているし、花びらが散った後も、ガクが花の姿をとどめているなーと思っていたら、このマートルは本国では夏に花が咲いて、そのあとに房を形成すると、今日、知りました。

 

実は、てっきり種かと思ってしまって、植木鉢で育てている木にたわわに実がなるのは、衰弱の元になるだろうと考えたのでございます。

 で、先日、形成された房(クラスター)を種実だと思って、つんでしまったのでした。

 摘み取られたクラスターたちの残骸↓


とりあえず、摘み取りの成果は?どうかというと、あまりにも摘むべき量が多すぎたことと、足場の悪い脚立の上での作業がメインだったこと、そんな中で蚊の襲撃にあって、途中から正気を失ったようになったことが重なり、取り残したクラスターが目立つ結果になりました。

 

摘み取り作業の模様;

ハサミで花実の部分だけ切る(のんびり)

→ハサミで花実のついた枝先を切る(スピードUP

→手で花実の部分だけをむしる(イラつき感&ハイテンポ)

→手で実らしき部分をつかんで引きちぎる(漠然と一部が早く動く用途不明のマシーンに匹敵)

 

クラスターを種だと思っている間は、摘み残しをどうにかせねば、と再び興奮していましたが、種ではない何か、ということがわかったおかげで、収穫への焦りと熱狂は消えました。

 

それにしても、来年からは、夏に花が咲くのかな? 

 

従来の、5月に花が咲くパターンなら、花が終われば、次は、たくさんの若い葉っぱが出てきていました。

その場合、クラスターができている気配はなかったのですが、若くて小さな木といってもいいレベルだったし、房の量が少なくて見落としていたのかもしれません。

 

真夏に満開になった今年は、これまでのように、花の後にあまり若い葉っぱはでてこなくて、かわりにクラスターがてんこ盛り。

しかも、木は脚立が必要なくらいに大きくなっているわけで、木としての充実度も違ってきているのでしょうね。

 

育てはじめて以来、初めてのことが起きているので、先入観を捨てて観察せねばならんな〜と改めて思いました。

 

さて、この木。

葉がレモン以上にレモンの香りを放つ、という評価の通り、実際に、砂糖菓子風の香りを漂わせる花より、触れるとレモンの香りを発する葉のほうが、圧倒的な存在感を誇っています。

 

ハーブとして葉をじかに活用したことはありませんが、葉に触れて、香りをかいで、それで気分がスッキリするので、結局ハーブとして愛用しているのと同じなのでしょうね。