晩秋の花/ウインターコスモス2015/10/29 22:34


ウィンターコスモス(ビデンス)の花が咲き始めたところです。

1年ぶりに咲いてみると、やっぱりかわいい。

ふんわり陽気な色をした花が、庭を明るくしてくれているので、咲くたびにありがたがられる晩秋の花になっています。

 

あえてこの花の難点をあげるなら、うっかり摘芯(高さを抑える)をし忘れると、にっちもさっちもいかなくなることでしょうか。

ヒョローっと背丈が伸びて、それを支えきれずに倒れた後、その倒れたままの状態で再び太陽に向かって伸びようとするので、不格好でかなり邪魔な雑草のようになってしまいます。

しかも、“摘芯忘れ”に気づく頃って、大抵、真夏の盛りの頃で、雑草抜きのペースが落ちて、草ボーボーになりがちな時。そんな時に、このビデンスが倒れて、雑草にまぎれているところを、ブチっと誤って引きちぎって、「うわぁ?・・・何それ」と軽い驚きと残念感に見舞われるのでした。

この段階で摘芯しても、もう間に合わないので、諦めて切ってしまって、花は再来年に繰り越しになります。

 

なかなか強い植物みたいで、地下茎でひそかに移動したところから、にょきっと生えてくるので、時々、間引くこともあります。新しく生えてきたはいいけれど、もしそれがこの花にとって日当たり不足の場所だったりすると、花が少なく葉っぱばかりに。

 

ということで、今年も一箇所だけ、間引き後に生き残った地下茎から生えてきた分を、摘芯し損ねまして、この一群は来年の晩秋まで花を見られません。

まったく、記憶力と忍耐力を試されているような花ですね、何かわかりやすい目印をつけておかないと・・・と決意したこと自体を、今度こそ忘れないようにしたいと思います。