大量のクロウリハムシとカマキリと2016/09/05 18:51

今日は朝から好天でしたが、深夜から朝方にかけてそれなりに雨が降った様子。

雨露で濡れそぼる庭は一歩あるくごとに、植物から滴り落ちる雨水がボトボト音をたてていました。

 そんな中、大量繁殖でもしたのでしょうか、クロウリハムシがあっちの葉っぱにもこっちの葉っぱにもいて、30匹を数えたあたりでカウントが面倒になるほど、大量発生しておりました。

人間が動くたびに、ポタポタと雨つぶが降り注ぐ中、宙に飛び立っては舞い降りるウリハムシたち。

ココの庭に、彼らの好物になりそうなウリ系植物はありませんし、他に好んで食べそうな草花はあるにしても、集団来襲中のウリハムシに対して量が少な過ぎます。

ハムシが食べたかどうかわかりませんが、下の写真の植物は“清澄シラヤマギク”で、これも昨秋間引いたばかりなので、葉を食べるにしては少量です。

とにかく30匹以上もいるからには、集団で食べてもすぐにはなくならないような、おいしい “何か” がどこかにあるはずで・・・探しましたよ、原因を。

 

リサーチをしているうちに、ウリハムシはシソも食べるらしいことが書かれてあって、それなら、ある年から勝手に生え始めたシソが今年はさらに増量したので、それが原因なのかな〜と思ってみたりも。ただ、これまでシソを食べているのはバッタたちばかり。なので、これからハムシたちがシソを食べるかどうか、観察することにします。

 

にしても、シソ、まだ間引き足りなかったか・・・そうめんに薬味で刻み入れると美味しいから、間引く手が緩んでしまったようで・・・。

(そうめんの薬味/ミョウガ・シソ・ショウガ/キュウリを千切りで加えると美味し)

 

シソは、ある年から勝手に庭で増え始めて、目下、勢力を拡大中。

結構な背丈になるうえに、葉も広がってボリューム満点状態なので、その影響で、たとえば、日光を遮られた“姫ワレモコウ”がひっそり黄変していたりするようになりました。


なので、アバウトに生えてきたシソの中でも、周辺の草花を遮って繁盛するものは、しばらく前にまとめて間引いたところ。

けれど、ハムシ目線で見れば間引き不足で、大量のご飯がガッツリ用意されている状態だったようですね。

 

とりあえず、特にハムシに困っているわけではないし、今の時期は、庭のあちこちに蜘蛛の巣が張り巡らされはじめてもいるわけで、このまま自然に淘汰されるにまかせておこうと思います。

 それに、シソの中には、コウモリみたいに逆さになったハンター(カマキリ)が、シソの一部を装って紛れ込んでいましたし。

「危機一髪ウリハムシッッッ」という、天然の危機的構図があちこちに出来上がっていた、雨上がりの庭でございました。