稲村ガ崎の光景2016/11/03 17:27

今日は心地よい秋晴れでした。

しばらく雨か曇り空が続いていたせいか、スカッと晴れると日光浴がしたくなるこの頃、ぷらっとお日様を浴びに出かけました。

 

まだ地面は雨を吸ったままで乾ききってはいませんでしたが、芝生があって、ベンチもあって、景色も楽しめる稲村ガ崎の海浜公園へGO

富士山が見えるほどの透明感がなかったせいか、今日は人が少なめでしたが、日光浴をしている人がチラホラいて、それに混じって、ベンチに座り小一時間ばかりウトウトいたしました。

ゆるやかな潮風と秋の日差しは絶妙ですね、とても気持ち良かったです。

 

目がさめると、トビがすぐ側にとまっていて、チラチラこちらを見下ろしていました。

「何か食べないの?」と言いたげな感じで。

鳥の先生が言うには、トビの主食は鳩。

周辺の地面には、人間のスナック欲しさに不注意な鳩がウロウロしているのに、トビはカラアゲやコロッケのほうがいいらしい。トビの世界も、出来合いの惣菜のほうが手間がかかからず、簡単ということなのでしょう。

 

おかげで、鎌倉の由比ヶ浜あたりから藤沢の江ノ島&鵠沼海岸にかけての海辺では、キツネ色をしたものを食べるのは危険です。スナック菓子ですら、キツネ色系統であれば鷲掴みにされる始末。

とはいっても、さすがに繁殖シーズンの頃は、親鳥が野ネズミを掴んだまま子の周囲を飛び回って、巣立ちの特訓をしていたりするので、ずっと惣菜ばかり狙っているワケでもないようですが。

 

さて、トビの様子をしばらく観察していた時のこと。

街頭に止まっている写真のトビをめがけて、空から飛び蹴りをくらわすトビがいて、攻撃する理由がわからないので不思議に思って見ていました。

1020分おきにアタックして、ついに、街頭に止まっていたトビが諦めて飛び去った後、じゃあ、攻撃した側のトビがその場所に陣取るのかというと、その後はずっと空席。

 

攻撃の理由が謎。

 

日常のように餌の奪いあいをしているトビに、明確に線引きされた狩場があるようには見えないので、ただの八つ当たり的なアタックとしか思えなかったのは人間だからでしょうか。

 

そのうちまた、鳥の先生にあう機会があったらお尋ねしてみようと思います。