茶色になってゆく庭の片隅で2014/11/14 12:22

「オンブバッタなどいない」と豪語した記事を、編集しなおしました。
(10月のものです)

あの文を読んで、オンブバッタなる種族は存在せず、幼い子どもの思い込みだと信じてしまわれた方がおられたら、ごめんなさい。
誤った文面をバッサバッサとカットいたしました。

今日、茶色のバッタを見つけました。逆さまで失礼。
(写真をうまく回転させられないアナログ星人)

最近まで緑色のバッタがいっぱいいて、緑色ばかり見かけていたので、このバッタは茶色になったのか、それともずっと茶色のバッタがいたことに気づかなかったのか、不思議に思って調べてみることにしました。

が、・・・ネット上の情報だけでは少し頼りない感じがしましたから、他にも研究&観察の情報をいくつか集めて、いつかまたお話しできたらと思います。

ということで、
茶色のバッタがいきなり出現した理由は今のところ “謎” です。

この茶色のバッタを見ていたら、少し寂しくなりました。
今朝は一段と冷えていて、木の葉が枯れ落ちるスピードが早まるだろうと思っておりましたから、ずっと緑だったはずのバッタがいきなり枯れ葉色に変身したのかと錯覚を起こしまして。

「バッタ、暖めたら、また緑になるかな?」

なんてもう、どうしようもなく子どもじみた考えが一瞬頭をよぎり、庭から次々と、虫たちがいなくなってゆくションボリ感を味わっておりました。

子どもの頃、秋というのは、ただ足元にドングリやマテが転がっているだけのつまらない季節でした。虫がいっせいに空から落ちてきて、空はますます遠く高くなり、森も林も静か。昆虫ハンティングができませんから、ヒマでヒマで仕方が無い。

ですが、大人になって年を重ねるにつれて、秋がどんどん好きになって、秋といえば、“美味しい” “色とりどり” “実る” “香る” 
いいこと尽くめだと思うまでになりました。

それでも晩秋の頃に、ミツバチが息絶え絶えになって植え込みにいたりすると、はぁ〜ってなっちゃいます。

そういう時は、急に子どものようになります。
ついでに肉体も若返ると嬉しいのですが。

また次の季節に、次の世代の虫の仲間たちが、ブッドレアの木の周辺に集まってくるのでしょうね。
ブッドレアはとにかく樹形を整えにくい木ですが、本当によくいろんな虫たちを呼び集めてくれます。

魔法の木ですね。
生きものたちが集まってきてくれる木になるよう、肥料をまいておきましょう。

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