鍛え抜かれるアスバラガス2015/11/03 19:06


観葉植物のアスパラガスの実が、熟れたはたからポトポトと地面に実を落としています。

 

この実を好んで食べる生きものは、周りにいないのでしょうね・・・あちこちに転がるばかりになっている緋色の実が、目を引きます。

この不思議な赤い色、カワイイ。

よく、茎から突き出している鋭くて太いトゲにザクりとやられて、ウギャッとなりますが、1年の終わりにこの実を見ると、全てを許せる気分になるのでした。

それにしても、このアスパラガスは棘で武装して、何と戦っているのでしょうね? 原産地ではどんな暮らしをしているのか気になります。


たぶん、スプレンゲリーという品種名のアスパラガスだと思いますが、購入した時に名札がなく、その後も店頭で見かけないので、断言できません。

(鋭いトゲがある→スプレンゲリーかも)

 

半日陰で、コンクリートに埋め固められているところに何年間も置かれていて、それなりに大きく育っているので、寂しい場所の緑化になっています。

日差しが足りない分、葉の量が少なめなうえ、色が抜けたみたいに薄緑色になっているものの、秋にはたくさん実をつけているので、環境に馴染んでくれているのでしょう。

 

実は、この他にもスマイラックスという名のアスパラガスが、半日陰の場所に植えられていて、一年を通して日光が不足気味な環境で無事に生き抜いています。


確かに、これから冬に入って寒くなると、アスパラガスたちはみるみる勢いを失って、大丈夫かな〜ってくらいに、ショボショボになります。

が、それでも屋外で冬越しできていて、春には何事もなかったように勢いを取り戻すので、かなり強い植物に違いありません。

(積雪続きで雪に埋もれた時も耐え抜いた)