大山の紅葉とザトウムシ2015/11/23 13:52

今日は、先週末に大山へ出かけた時の、紅葉の様子をサラリとご報告。

大山は山の標高が1,300メートルくらいあるので、今が見頃の場所もあれば、これからピークを迎える場所もまだ残っていて、あとしばらく紅葉を楽しめそうでした。

 

阿夫利(あふり)神社のすぐそばのモミジの様子がコレ。

夜になるとライトアップされるモミジの一群のうちのひとつです。

 

 

こちらは山の頂上に向かう途中のモミジで、これからこの木の周辺の木々全体が、より見事に紅葉しそうな気配でした。


こちらはいわずと知れたフジヤマ。

山腹の何丁目あたりかチェックし損ねましたが、神社から大体半分くらい上がったあたりから見える富士の様子です。

この日の富士山はいつになく幻想的に見えて、得した気分になりました。雨あがりの山道を登っていたせいか、滑りやすくて何となく疲労感が増していましたが、ふんわりとした富士を眺めていると、もう少し登ってみるか・・・って気持ちになりましたし。

 

というのも、今回はケーブルカーに乗らずに、男坂経由(険しい道)で下の方からずーっと登り続けまして、途中で「しくじった、今日は思ったより足が重い〜」と、後悔の気持ちに悩まされる結果に。

(血も酸素も足りないようなドンヨリ感に見舞われる→たぶん前夜の深酒が災いの元)

 

ところが、頂上まで残すところあと10丁目のあたりで、脳内物質に異変が起きたらしく、謎の無敵感に全身が包まれると同時に、笑いのターボエンジンが全開。

(たぶんハイになった)

そのおかげで、別に登頂は義務でも使命でもありませんが、無事に山頂まで登りきって、とりあえず達成感を味わうことができました。

 

ところで、頂上の近くで、ザトウムシと思われる虫を見つけたので、つけ回して写真におさめました。(足を一本失っている様子)

この虫、あまり資料がない生きものみたいですね?

山に入れば大抵見かけるけれど、体が小さくて細いし、足も早めだし、目にとまりにくい虫なのだろうと思います。

(虫といっても足8本/クモの仲間)

その昔、屋久島のトレッキングコースで、ギンボシザトウムシというのを見つけた折に、ガイドさんに色々と説明してもらったことがありました。

その時、ガイドさんが話のついでに、「もののけ姫で大きなザトウムシ風の虫が出てくるシーンがあった」とも教えてもらって、それですっかりこの虫を覚えてしまいました。


以来、山の中でこの虫に出くわすのが、楽しみのひとつになっています。