ザラークアセンディング: 生きもの見聞録

今日、咲いたばかりの、ザラークアセンディング（バラ）です。
昨年、手に入れた苗木を、今年の２月に地植えにしたところ。

狭い庭の中でも、もっとも日当たりが良くて、そのわりに、何を植えてもおさまりがつかない場所に植えられています。

たぶん、日当たりがいいうえに、少し乾燥気味になる場所にマッチする植物をもってくると、もとから激しく生育旺盛な種類だったりするのでしょうね。

なので、植えたはいいけれど、勢いがありすぎて管理が大変になったり、植えたものがすぐ気に入らなくなってしまったり……半日陰の割合が多い庭だと　“日向に咲くシンボル的な花”　に期待をかけすぎるのかもしれません。

ということで、ザラークアセンディングは、庭の中でも特別なものを植えたくなるような一区画、花がたくさん咲いてほしい場所に、ゆったりと植えられたのでした。

そして周りには、このバラを引き立てるために、日向の花たちが植えられていて、先に花開いて、バラが咲くのを待っていたのでした。

人間なら、プレッシャーを感じるようなお膳立て？

とか言っていますが、アマチュアですので、「見事に咲かせる＋美しい庭」を同時に叶えるのは難しかったりします。
とにかく、バラが病気や虫にやられないように、変な具合にハサミを入れないように、それだけで精一杯で、バラを引き立てる花々が使命を果たせているのかどうか謎です。


まだまだ木が小さくて、今年もたいして花はつきませんが、こうやって咲いてくれると、何年後かに、たくさんの花をつけた姿を見られるのが楽しみになりました。

ちなみに、このバラは一輪一輪、香りが違うのだそうです。
今のところ見つけられたつぼみは２つ。
残りのバラが咲くまで、香り比べはおあずけですね。


追加の記事；５／２２
翌日、２輪目が咲きました。１輪目はさっぱりとした香りで、かなり薄いのですが、２輪目の花のほうは甘いミルクティーのような香りがします。