秋バラとワレモコウと蜘蛛 ― 2016/09/16 19:18
秋の虫の声がしています。
庭では、四季咲きのバラが秋の花を咲かせはじめていて、今日はハンスゲーネバインを写真に撮ることができました。
(すでにラークアセンディングとフレンチレースを撮り損ねている)
見ての通り、ピンクの花の背後にはツボミがいくつかあって、ちょうどこれから派手にいこうってところです。
幾つかの四季咲きのバラたちが、淡々と猛暑をしのいで、4度目にあたる花を咲かせる姿を見ていると、バラって本当は強いんだなぁと感嘆するばかり。
それにしても、ハンスゲーネバインは名前こそ呼びづらくてナンですが、咲いている様子を一目見ただけで「全てをチャラ」にしてくれるような、癒し系のバラだと思います。
(個人的な感想です)
ワレモコウはしばらく前から咲いていましたが、少し涼しくなってから色づきはじめた花のほうが、きれいな色をしているように見えます。
背丈の調整のために、夏前に切り戻したにもかかわらず背がヒョロリと伸びてしまって、結局花は高いところでフラフラしている状態になっちゃいました・・・。
でも、もともと風情がある植物ですし、高いところで地味に揺れてもらえば、秋らしいってことでOKです。(これでもバラ科)
実は、このワレモコウのそばを通る時は、ゆっくりしゃがんで、頭をすぼめた状態で、そーっと静かに通り抜けています。
きっとその謎めいた動きは、近所の人からすれば、怪しい動作に見えるはず。
・・・で、そうする理由は、そこに “蜘蛛の巣” があるから。
しばらく前から、数えられるだけでも庭の5〜6箇所に、規模の大きな巣を張り巡らす蜘蛛が現れています。
ワレモコウ付近にもジョロウグモが陣取り中。
しかも、ほとんどの巣には、大きな1匹と小さな1匹(時々小さな2匹)が同居しているのでした。
とりあえず、こんな感じで↓↓
居候の蜘蛛の正体については2〜3のパターンある様子で、獲物のおこぼれを狙って居ついている異種の蜘蛛もいるみたいですが、同種同士の大きな雌と小さな雄の組み合わせの場合が多いみたいです。
彼らから生まれた子蜘蛛たちは、晩秋の頃になると、糸をたなびかせて一斉に空に舞い上がるのでしょうね。
それにしても、これら蜘蛛のカップルを間近で見ると、種類によっては居候のカレと家主のカノジョの体格差とデザイン差があまりにも凄すぎる場合があって、妙に落ち着かない・・・。
「もしも雄蜘蛛の立場だったら?」と想像すると、雌の威圧感バリバリのオーラが怖いし、息苦しいし、じっとそばにいるのもムリそうです。
(注)このタイプの蜘蛛の雄たちにとってはそれが正常/もしかしたらギラッとした雌ほど魅力的なのかも知れず。
・・・やっぱり、蜘蛛はハエトリグモがいいな。
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