波乱万丈のトウテイランと戦うピンク秋明菊2016/09/21 17:11


トウテイランが青い花を咲かせ始めました。参考までに、トウテイランのランは、蘭のランではなくて藍のランですが、ここスパルタガーデンでは乱のほうが当てははまっているようです。

1年ぶりに咲いた花を見て、「今年も無事に咲いたな」とホッとしながら見入ってしまいました。

 

というのも、ここの庭はトウテイランにとっても日当たりが足りないらしく、庭の数カ所に植えたトウテイランの中で唯一生き残った一株がコレでして・・・。

なので、毎年咲くたびに“無事だった”と思うクセがついてしまっているのでした。

 

それにしても、曇り空か雨天かの毎日が続いているのに、そんな中でよく咲いてくれたなぁと感心していました。

きっと、この生き残った株は、暗めの日向に適応すべく独自の変化を遂げ? 確かに、本来は強い植物らしいので、底力を発揮したワイルド株なのでしょう。

話ついでに、他のトウテイランはどんな運命を辿ったのかというと、早々に消え去ったものが1株と、弱ってヒョロヒョロしながら数年をかけて消えていったものが2株ありました。昨年の秋までとりあえず、ヒョロッと地上に顔を出していた1株は、今年はついに姿を見ないので、土にかえってしまったのでしょう。

つくづく、“お日様大好き”の草花にとっては苦行が待っている庭みたいです。

 

シュウメイギクの第1号も咲きました。

見ての通り、“遠目に見てください”と注意書きが必要な感じの咲き方で、この後に続く花がどうなるのか不安と楽しみでいっぱいです。

もうちょっときれいに咲いてくれると、嬉しいのにな。

 

シュウメイギクは半日陰でもOKということで庭の各所に植えましたが、毎年あまりきれいな咲き方をしないので、条件が合わないのだろうかと思い始めています。

特に夏は涼しい環境を好むらしいので、せめて“風通し”ぐらい確保しないと、花の付き方が厳しくなるのかもしれません。

 

それで昨秋、ちょこっと花が見られればいいかと思って、間引いたり、場所によっては引き抜いたりしたのでした。

こういう試行錯誤も、庭に合う草花を探すためには必要ですし、今後も、一部のシュウメイギクには暖地の夏と戦い続けていただきます。



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