西の太陽が花を懐かしい色に/玉縄桜 ― 2017/02/08 18:53
毎年、早咲きの“玉縄桜”が咲くとわかっていても、たまに通りかかるだけですから、つい驚いてしまいます。
せっかくなので、バイクをとめて公園に入りましたら、遊ぶ子ども達に混じって写真を撮っている方々が数名おられました。
車道を走っている状態でも目を引いたくらいです、パッと花咲く木があると見れば、自然と集まってきちゃいますよ、ね。
玉縄桜は早咲きの桜とはいえ、いつもより咲いている量が多いような印象がありました。
特に陽当たりの加減が良いところの木は、半分よりも多めに花が枝を覆っているように見えましたし。
通りかかった頃には、太陽は西に傾きかけていて景色は昼から夕方に移り変わりはじめていたため、淡い桃色の花はオレンジ色に照らされています。
季節的に、大気にゴミがないことが多く(冬型の気圧配置→風が大気を洗う)しかも空気が乾燥しているぶん空に透明感があって、炎のような色がソフトに伝わって来ます。
そんな日差しを浴びられるのも、この時期に咲くサクラならではのことで、満開でなくとも観賞できてラッキーでした。
ちなみに自宅の盆栽の梅は、枝先にツボミを1〜2つ残しつつも最初に咲いた花が1〜2輪散り始めて、ちょうど今がピーク。
これからしばらくの間、梅と桜の両方を楽しめる時期です。
寒桜(カンザクラ)と梅の両方が咲いている場所を散策できたらいいのになぁ。
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