ニュータイプの扉/チンチラ2017/02/09 19:36

みぞれが降ったかと思えば、雪になったり雨になったり、スマホのお天気アプリの「◯◯市の今の天気はどうですか?」との問いかけにお答えしづらい空模様です。

 

今日は庭中しずくだらけになっているので、家の中の様子を書きましょう。

 

ということで、チンチラのズー君。

豊かな冬毛がギッシリとボディーを覆っていますから、見ても触ってもフカフカ。

我が家で一番暖かそうに見えますし、実際にその毛は誰よりも優れた保温力を誇っています。


それで朝晩の食事とケージの手入れの時には、マッサージがてらにフカフカの毛をもみくちゃにして、今しか味わえない、冬毛ならではのフワモフ感を堪能させていただいています。

 

さて、写真は猫扉が気になって、散歩にならないズー君の様子。


「この壁ピコピコ動く」といぶかっているのか、「ここの部分からアイツ(猫)のキョーレツな匂いがする」と不審がっているのか、それとも「この扉の向こうからオレの匂いが大量に流れてくる、やはり向こう側へいかねば(ケージがある)」という感じなのか、なにかが気になって気になって仕方がない様子。


猫扉の向こう側では元気に遊びまわるのに、猫扉のこちら側だと、猫扉をいじることに専念してしまいますので、散歩コースの中ではもっとも運動にならないコースです。


ところでこの猫扉は、中心からくの字型に折れ、扉の下のマグネットが外れればフルオープンになる仕掛けです。

ちょっとでも押せば、パホ、パホと音をたてて揺れますが、それなりにマグネットが強力らしく、ごく稀に、年に1〜2回程度ですが、猫が情けない声で鳴きながら必死でこじ開けねばならないような、なんちゃって鉄扉に豹変することもございます。

(マグネットの強弱は紙を挟んで調節する仕組み)

 

体重が6キロ近い猫が開閉する扉を、体重700グラムほどのチンチラにまさか開けられるはずがない、とわかっていても、知的なチンチラが猫扉に旺盛な好奇心を発揮するうちに偶然パクッと開きそうな気も・・・。

ともあれ、自分のケージの扉は、ロックさえ外れていれば大扉だろうと小扉だろうと、ギィ〜っと手で押し開けるズー君。

猫扉のカラクリがわかる日が来ても来なくても、手を使う動物らしく、チョコチョコと猫扉を手で押し続けそうです。

 

(この猫扉はくの字に折れることで、通るものが挟まらない安全構造になっています)