ユリとギボウシ2017/08/14 18:10

放っておけば、年々確実に増えてゆくユリの花。

今年も日当たりのいい場所から咲き始めました。


隣近所でも、きっと親戚同士に違いないユリがパクパクと咲き始めていて、ウチより一足先に咲いた隣家の方が”切り花に”と持ってきてくれました。

なるほど、アジサイが咲いたときのように、ユリもどんどん切って花瓶に挿せばいいのか、と今になって気づいた次第です、

日常的に花を生けているわけではないと、庭に咲いた花を花瓶に花を飾るのは、たとえば間引剪定のついでだったり、咲いている途中で切らざるをえなくなったりした時くらいで、「そうだ、切り花にしようっ」なんてふうに気が回らないものですね。


こうして咲いてみればやっぱりキレイですし、切ってもらったユリを飾って、いいなぁ〜と眺めることもできたことで、「勢いよく間引きすぎたのかなぁ」と欲がでているところです。

たいした発芽率なんですね、このワイルド系のユリは。

毎回つくられる種の量を考えると、適度に間引いておかなければユリだらけになりそうな気もしますが、気に入らない場所に種が落ちてしまったユリは、仮に生えてもそのうち姿を消しそうです。いちど間引かずに放置してみれば、加減がわかっていいのかもしれません。


今回ふと思ったのは、少し間隔を詰めて種をまいたら見応えがあるかな〜、とか、せっかく大量に種がつくられるのだから、試しにいろんな植え方をしてみれば面白いかもなぁ、とか。


このところ、毎夏のように夏越しできなかった草花が庭から減っていることですし、そんな時分にこのユリを使わない手はないので、さっそく今年は種を収穫して色々試してみようと思います。

 

もうひとつ、こちらは静かに開花中のギボウシ。

ボヤけて写っている緑とクリーム色のツートンカラーは、この花を支える葉っぱです。

ギボウシの多くは、期待をかけすぎて早々から地植えにしたせいか、少ない葉っぱを虫に喰われて花を咲かせることができません。

あんがい育て方は簡単と言われているわりに、この6年来、うまくいっているのは鉢植えばかりなので、思ったよりコツがつかめず苦戦中です。

もうちょっと管理をうまくできたら、日陰のエリアを充実させられるのに、思惑通りにはいかないものですね。

 

 

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