予防接種開け/ラグドール2017/10/02 18:13

9月は1年に1度のお注射の日が巡ってくる月です。先週末、猫のダン君は3種混合ワクチンを病院でブチっと打たれてまいりました。

 

久々のキャリーケースでの移動はスリリングを通り越して、阿鼻叫喚の恐怖体験だった様子です。


明確に、おととしよりも去年、去年よりも今年と、キャリーケースの中で絶叫する声が激しくなっていると感じている飼い主です。

今では、原付で10分もかからない場所へ移動するだけですが、全貌がつかめない猫にとって「今、ココがリアルにやばいっ」となるのは自然なことで、それ大変なことになっている、と背後で鳴きっぱなし・・・。

(リュックサック型のキャリーケースを愛用しているので原付中は背中から絶叫される)


今覚えば、生後2年くらいまでは借りてきた猫をやっていたのか、移動中も移動先でも静かだったんですけれどねぇ。4歳になった今のほうが臆病に見えるのは、この2年は、キャリーケースで運ばれる回数が年に1回きりと限られていたからでしょう。

 

ということで、以前のようにキャリーケースをリビングに置いて、しばらくの間、ケースを遊び場&隠れ家として使ってもらうことにしました。

飽きたら片付けて、忘れた頃にまた出して、これを繰り返して “移動は敵”でもキャリーケースはダン君の味方だよっ、と覚えてもらいましょう。

 

リビングに置きっ放しにした1日目は、ビクッ、ビクッッと覗き見るだけで、遠巻きにしていましたが、翌日の夕方には「入れるやつだ」と早々にクツロギ認定がおりました。

はい、いつ入っても大丈夫になりました。

 

1年も経てば経験値が下がっていて、何もかもはじめて状態に近くなるわけですから、キャリケースには慣れてもらっておこう・・・と以前はやっていたのですが、初代のキャリーケースがダメになってからは、まぁ大丈夫だろうと対策しなくなっていました。


これからまた習慣づけ ”帰って来たキャリーケース” をやりましょう。

 

ところで、今回は獣医さんに体重を0.5キロほど落としたほうがいい、と言われました。

夏場、空調の効いた部屋であっても、遊んで興奮するとすぐにハァハァと言ってしまう件を報告しましたら、まず少し体重を落とすようにとのご指導で、目標体重は5キロ前半。


ラグ猫さんらしく体の大きな猫に違いありませんが、その中では骨格は大きくないほうなのだそうで、4歳超えていますし、5歳こえたあたりになると純血種にありがちな症例も出てきはじめるめるそうで、まずは昨年までの体重に戻そうということでした。


幸い、2種類混ぜて与えているキャットフードのひとつは、可溶性食物繊維のフードなので、それの量を増やせば体重は自然に落ちてくると思います。

さっそく、あっさり系のフードの量を増やしました。

 

ということで、注射から1日がたち、もう暴れてもいい頃合いになった昨夕、「よく頑張りましたね〜」と遊んでもらっているダン君です。

 



いつの間にか、“ムシ系オモチャ攻略専門家” になりました。

確かに、家には、ハムだったりデグーだったりと、大抵ネズミの小さな家族も暮らしているので、ネズミ系のオモチャで遊ばないという歴史はありました。

そのかわりに、トリの羽根でつくられたオモチャで遊んでいたわけです。(ゴメンねトリ)


ですが、いつの間にかトリ系にも興味を示さなくなりまして・・・。

今では、ダン君にとってトリという生きものは、窓越しにハッとしてネチっと見つめるか、ピヨピヨ聞こえたらシュタッと走り寄ってネチネチ見る・・・思いを込めて見張るためにいる存在。

そうするうちにトリに逃げられるか、見ているうちにトリに飽きる、という行為が毎日毎日繰り返されたからかでしょうか、トリ系のオモチャにマジ切れすることがありません。


そんな中で、未だに、新鮮なものにであったかのごとく大興奮するのがムシ系グッズです。

ムシのオモチャが使い古されて壊れていても、ムシらしい動きで即座にスイッチが入る模様。

日常生活で実際に狩ることができるのは、いわゆるムシの類だからでしょうか、いつだって旬のアイテム扱いです。

「ムシなら勝てるし、不味いけれど狩ったって感じがして狩猟本能炸裂だっ」というふうな感じでしょうか、いずれにしてもムシ専でいられるのは飼い猫だからですよね。