珍しく庭の紅葉がきれいな年2017/10/30 17:15

今年の秋は、例年とうって変わって庭の草木の紅葉がきれいです。

大抵、赤くならないまま枯れ落ちてゆくのがここの庭の“普通”でしたので、今秋に限って珍しく紅葉がきれいなのは、きっといつもと違うタイミングで季節が変化していったことと多少関係があるのでしょう。

 

そんな今日は、台風が去って朝から久々の晴れ空になり、枝にまだ残っていたマルバノキの葉は一日中冷たい風に吹かれておりました。

 

で、てっきり台風でほとんどの葉が飛ばされるだろうと予想していたせいか、思いがけず鮮やかに紅葉した葉がサラサラ風に揺れる様子を朝から目にすることができまして、それはもう嬉しゅうございました。

日を浴びながら、風に吹かれる様子を家の2階から撮ったものがこちら。

 

全体が紅葉したのは、はじめてのことです。

大抵は点々バラバラと1枚ずつ赤や黄色の葉が混じりつつも、なんとなく枯れてお終いでしたので、マルバノキの紅葉は風情あるという評判は本当なのだと実感いたしました。

 オリンピックじゃありませんが、何年かに1度でも気候のいたずらで美しい紅葉が見られるのであれば、育てた甲斐がありますね、

十数年とか何十年といった間隔で咲く花と同じと思えば、待つ楽しみもできますね。

今日、枝全体をゆっくりと観察していて気付いたのは、とてもたくさんの花芽が枝にできていたこと。どうやらマルバノキにとって快適な一年だった様子です。

 

紅葉ついでに、ヘンリーヅタの中でももっとも遅れて紅葉がはじまった株の様子が、とてもきれいなので写真をひとつ。

 

気づけば10月は明日でお終い。紅葉狩りの季節ですね。