カラマツソウ/ラクガン風な2015/04/10 18:40

カラマツソウの仲間です。
ピンクの八重? 千重? 花びらがいっぱいですね。
半日陰にいつでも移動できるように、鉢植えにされています。

同じ鉢のすぐ隣りには、タカサゴカラマツが植わっていて、そちらはもっとずっと早くから咲いていたのですが、一緒にカメラに入りきれず・・・なので、最近咲き始めた八重咲のカラマツソウのほうを写してみました。

まだ少しつぼみがある様子なので、もう少し咲いて賑やかになるのかな。
かわいいといえばかわいい。

けれど、個人的には、仏壇用の「ラクガン」を思い起こさせる色と形。
子どもの頃、ビニールをむいてラクガンを食べ、オエオエにまずかった記憶がよみがえります。
ほとけさんの花って、どんな味?・・・見た目にだまされたショックは大きかったな。

当時のラクガンにはピンクの蓮の花タイプと、ピンクと白の菊の花タイプがありましたが、この八重のカラマツソウ、蓮と菊のどちらにも置き換えがきく形と雰囲気ですね。

カラマツソウは好きな山野草のひとつで、チヤホヤしたい気持ちを表しておしゃれな鉢に植えていますが、見た目はか弱そうでも、ぜんぜん強い植物だと思います。
これまでのところ、季節に合わせて太陽を避けたり、追いかけたりする以外は、これといって特別なことはしていません。
(夏だけ半日陰)
花もすてきだけれど、葉っぱもまた、緑色の切り絵のようで、しぶい。

さっそく今年も、かわいくて繊細なたたずまいを、見せてくれていますよ。