一匹だけで夜通し歌う2016/02/15 18:17

南国風の暴風雨が吹き付けたと思ったら、いきなり生暖かくなった昨日。

日が暮れて暗くなった頃、南側のカキツバタの睡蓮鉢付近から、かわいい何かの鳴き声が聞こえはじました。

 

我が家の猫さんが激しく反応して、闇の中で動くものがないか、目をギラギラして見ておりましたので、愛くるしい声で鳴く野良猫が近づいてきたのかと思いました。

 

で、よく耳をそばだてていると、猫以外の生きもので、取り残された何かの野生動物の子供が、親を呼んで鳴いているようにも聞こえてきました。

 

ただ、鳴き方があまりにも規則的だったので、そうか・・・カエルかと。

そういえば昨年の秋頃、その付近(雨水で溢れんばかりになったカキツバタの鉢)をウロついていたカエルがいたので、先日の暖かな雨に誘われたカエルがいたのでしょう。

 

ちなみに、昨年の雨上がりに庭にいたのは、下の写真のようなトノサマカエル風の、青いカエルでした。


で、もしかしてこのカエルが、冬眠から目覚めて鳴いたのかな? と、カエルのド素人なら思いつきそうなものですよね。

 

はいそうです、ド・素人なので、カエルの鳴き声図鑑を検索する時、この姿に似たカエルの声を優先して聞きまくりました。

結果は、多くのゲコゲコ系と、少々のボヨヨン系で占められていて、キュルキュルとかコロコロという声には行き当たりませんでした。

 

でも、美声といってもカジカじゃないしなぁ〜・・・。

 

コ コ コ コロコロ↑(語尾が少上がる)

という感じの鳴き声。

 

しくじった〜録音しておけばよかったなぁ。もし今夜も鳴いてくれそうなら、録音してみます。単体で鳴いている声って意外と聞けないし、珍しいと思うので。

(多分カエルはもうどこかへ移動しているよ)

 

さてこのカエルの鳴き声。

実は、近辺の谷戸(やと/やつ)から、季節になると、夜毎に大合唱が聞こえてきています。

それは、まるで谷戸全体がキュロキュロコロコロ鳴いているかのよう。

 

ただ、このカエルは何というカエルかというと、ただ“青ガエル”とだけ記憶しておりました。

ところが、調べると「アオガエル」という固有名称のカエルがいるのではなく、アオガエル科というふうに、分類するときのひと括りとして使われる呼び方なんですね。

なので、◯◯アオガエル、モリアオガエルという具合に、必ず枕詞がつく。

 

じゃあ、“なにアオガエル”なんだろう。

そこで見つけたのがシュレーゲルアオガエル。

 

鳴き声の検索をかけたら、最初の音声検索で出たのは、たまたまハスキー声のシュレーゲルカエル。

「こんなんじゃない」と却下してしまい、他のカエルを片っ端からあたった分、遠回り致しました。

 

あとから、美声の持ち主の、他のシュレーゲルカエルの声をいくつか聴いて、やっと納得した次第です。

 

さて、どうやらシュレーゲルカエルと思って間違いない様子ですが、今日は夕方から冷たい雨が降り始めました。

なので、今夜も独唱で夜通し歌ってくれる可能性は、ますます下がってしまいました。


加筆修正;シュレーゲルアオガエルは草木の上にいることが多いそうです。

     記事に書いたきれいなカエルの鳴き声が聞こえてきているのは、あくまでも水盤付     近。水の中か、その周囲の樹木なのか、判明していません。

     さらに付け足すと、ジュレーゲルアオガエルはあまり警戒心が強くないそう。

     聞こえてくる声の主はちょっと警戒心が強いのか、姿を探せません。

     その後よく調べれば調べるほど、声だけではカエルか断定できないことがわかりま     したので、このカエルは未だに種類が謎、と追加訂正させていただきます。

     3月7日