生きもの見聞録

風化して色あせた名札には、　“フェアリーローズスポット”　と書かれていて、確かに名前の通り、花の雰囲気は全体的にフェアリーな感じがする、かな。

たまたまなのか、それともこの品種の特徴なのか、花が小ぶりで、しかも背丈が全体的に低めなので、うつむいて咲かれると写真に撮りづらい。

いつもそんな風なので、確か記憶では、去年もすぐ隣りで咲いている、八重咲きのスラッとした株を中心に撮影して、それで終わりにした覚えがあります。

でも今年は根性を出して、そのフェアリーローズスポットやらいう、おとぎの国を連想させる色柄模様の花を、しつこく撮ってみました。

体の節々がきしんで痛みだすような、厳しい姿勢で、なおかつ、カメラや手をあちらこちらにぶつけながらの撮影・・・手にもう一箇所、目玉付きの関節があったら、便利だし、作業がラクになりそうでした。

と、人間の手がハイブリッド化するのを待つより、植木鉢を変えるのが手取り早い。

なので今年の植え替えでは、このクリスマスローズ引き立ててくれそうな、背の高いスリムな植木鉢を見繕って、せっかくの花をもっと愛でやすくしようと思っています。