ハーデンベルギアの開花が加速中2016/02/25 17:23

ポツポツ、ダラダラと咲いていたハーデンデルギアの花でしたが、数日前から花数が増えてきました。

こちらは白花


こちらは薄ピンクの花


そしてこちらはまだまだ準備中らしい紫花


毎年、花を楽しんだ後は、かなり思い切って3分の1ほど切り詰めていて、その後に、新しく伸びてきた若い蔓を、枯れ木を組み合わせて作った支柱に絡ませています。

なので、万年コンパクトサイズです。

 

本当は、あまり切り詰め過ぎないほうが、翌年、花が咲いた時の見栄えが良くなり、遠くからみてもサマになるのでは、と思います。

というのも、切り戻しの後、支柱をつたって登りきった蔓が、支柱が消えた先、宙に向かって蔓同士で絡み合いながら伸びていって、宙で “しなる” からです。

それがまるで蔓の噴水のようで、なんとも言えない表情を創り出して、動く絵、という感じになるのでした。

かつて、庭の中を覗いた人も、モニュメント化していたハーデンベルギアが気になるのか「ソレ何?」と見にくることもありましたし。

 

でも、台風の季節を迎えると、この見栄えのよかった鉢は、支柱も蔓や葉も、風に激しく煽られて、巨大な鉢ごとドカンとひっくり返ってしまっていました。

鉢にbigサイズのヒビでも入れば、受ける損害はさらに大きく、かといって、強風のたびに、どこかに縛り付けるのも、これまた大変に骨と心の折れる作業です。


なので、今では毎年、いかに思い切って花後に切り詰められるかが、大事になっているのでした。


とまあ、せっかっく花が咲き始めているというのに、もう次(来年)のことばかり考えているなんて、何だかもったいない話ですね。

たぶん、今こうして咲き始めた様子から全体のイメージが見えてきて、今度はああしたい、こうしてみよう、と理想図をあれこれ思い巡らせるからでしょうね。

 

(こちらはピンクと白が絡み合って咲いている様子です)