雨の庭に大穴が開き ― 2018/03/08 17:27
週末に雨天という予報は、今日明日が雨天というふうに前倒しになったようですね。
今朝から冷えびえとした雨が降ってきて、明日は同じ雨でもHOTとか? とにかく、まるで秋のように複雑な天候です。
そして今日、庭の様子を見るためにいつものようにぐるりとまわると、つるバラの周囲に3つもの大穴が掘られて開いているのを発見。
もっとも深いところで15センチ、穴の幅も同じく15センチほどで、バラのために固形肥料を1週間前に埋めた部分の土がすべて吹っ飛ばされておりました。
雨が降り注ぐ日には、雨水に溶けた肥料が土に染み込むさまを想像して喜んでいたのに〜。
固形肥料、いい具合にトロケて土に馴染み始めていたはずで……。
何と言っても、ピエールドロンサールの根っこがむき出しになって雨に打たれているのを見るのは、悪い夢を見ているようでした〜。(サメザメと大穴3つとも埋めました)
野生動物に大穴を堀られた理由は定かではありませんが、もっとも可能性が高いのは ”モグラハント” でしょうか? 固形肥料狙いなら他の場所のもやられるハズなので、なんとなくそうかと。
まぁ、時々モグラらしき黒毛が花壇付近に散りまくっていることがありますし、ここの庭にいるモグラは、かなり浅い地中を進みながら、地上に出たり、地中に入ったりしているので掘られていた位置と深さからして、坑道を移動中(もしくは逃げ込んだ)モグラが狙われた可能性が高いです。
確かにここ最近のモグラはむちゃくちゃ活発で、庭の方々に直径3〜4センチの小穴を開けまくり状態です。
先日の庭仕事のときも、
この写真の写っているキクの鉢植え(左)と休眠中のヒトリシズカ(右)の鉢植えを持ち上げたら、
2ホ〜ル……。
レンガの上を歩くダンゴムシがさりげに写り込んでしまいましたが、この並んだ小穴を見た瞬間、2つも並んで穴を開ける意味をモグラに問いたくなりました。
クサクサしつつ、穴なんて見なかったことにして庭仕事を再開したところが、さらに等間隔で並んだもうひとつの穴を発見して、
合計3ホ〜ル……。
モグラに詳しくありませんが、地上近くをよくウロウロするのはヒミズだと聞きます。
小穴をたくさん開け、地面を小さなブルドーザー風に這ったアトも方々に見つけるので、そんな彼らにとって、いざというときに逃げ込める小穴は多いにこしたことはないでしょう。
って、もしもそういう算段で小穴を開けまくっているとしたら、これは大した戦略家になりますね。
なので、ウロウロしているうちにたくさん小穴を開けてしまうだけ、と考えるのが妥当な気がします。
で、絶対にナイのが、出入口:兄用/姉用/母用 みたいに、頭数分だけわざわざ穴があるという日常系ファンタジーかな(笑)
実は、この合計3つの小穴から30センチ四方には、さらに2つの小穴が新規開通していたりして、「撮影するより穴ふさげっ」で、さすがに土を詰め込み埋めました。すぐまた開けられるとわかっていても……つい”気休め”をしたくなります。
というわけで、地面に小穴がポツポツと黒い口を開けているのは、正直ウンザリくる光景でございますが、モグラにも新生活ってもんがあるわけで、この “春の穴祭り” はしばらく続くでしょう。
それに合わせるように、野生動物が夜の庭に大穴を掘りにくるようにもなったわけで、人と動物との、掘ったの埋めたのと攻防戦も始まりました。
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