ユスラウメに冷たい春雨2018/03/20 19:07

庭のユスラウメの開花が始まっています。

やっと咲いたと思ったら、今朝は冷たい雨が落ちてきて強めの風まで吹いていたので、また去年のように花が落ちやしないかとヒヤヒヤされられまして、夕方には風が弱まったので一安心です。

 

背後に写っている白っぽいものは、先日お話しした満開中のユキヤナギで、満開の花にふりかかった雨の重みで枝全体がぐにゃ〜っと下に垂れています。


「ユキヤナギのほうがユスラウメより背が高くなった」と書いたような記憶がありますが、一般にユスラウメの最終樹高は2〜3メートルとされており、そしてここの環境では2メートルが限界らしく、どちらかというとコンパクトにおさまっている状態です。

 

ユスラウメは以前は伸びすぎた枝を切っていましたが、養分の行き届かない余計な枝は、枝先から20〜30センチが勝手に枯れ落ちるので、今はよほど邪魔になった枝を時々切る程度。

 

そして昨春は、開花と嵐が重なるタイミングの悪さで、強烈な嵐が吹き荒れて多くの花が落ちその結果実りも激減。そのうえ剪定すべき枝も皆無で、ほぼ世話の必要がなかったが為に、ユスラウメと疎遠になった1年でした。


今年はどうでしょう?

花が受粉して赤い実をつけるには虫たちの活躍が必須ですが、今のところ木の周りも他の花々の周りも微妙に静かで虫の羽音も影も少なめです。

このまま無事に咲き続けたとしても、虫にとって好条件の天候でなければ受粉は未遂に終わるわけで、ユスラウメは今回も少々受難な春を迎えているようです。