ヒメリュウキンカとイエイオン2018/03/29 19:53


姫リュウキンカの仲間たちが全て咲きました。

すでに咲き終えた大輪系のリュウキンカから始まって

順々にブンチが咲き、カラスバが咲き、やっと八重がポツっと咲いたのが昨日今日のこと。

これはブンチ(淡いクリーム色と斑入りの葉っぱ/鉢植え)


こちらはカラス葉リュウキンカ。(鉢植え)


そして1輪目が開いたばかりの八重のヒメリュウキンカです。(in花壇)


花壇や鉢植えで、それぞれのタイミングで咲いたとはいえ、トータルするとリュウキンカの黄色い花をそれなりの期間鑑賞することができました。


しばらく前の記事に、花壇に植えたカラスバリュウキンカの葉の色が“マダラ模様”になったと書きましたが、周りの草花が伸び上がる中で負けじと葉っぱを大きく上へ広げて、高い場所で花を咲かせる姿を見ることができました。

葉っぱがマダラかどうかなんて、花に集まるムシには関係ない〜。


参考までに、元々カラス葉リュウキンカだった株のマダラ葉と化した全体像をひとつ。

ぜんぜんカラス葉じゃなくなっていますし、株は少し大柄にもなっています。

もしも鉢植えのままなら、株はずっとコンパクトなままで、しかも葉っぱはカラス色をキープできたのでしょうね。

條件によるとおもいますが、地面におろした場合、3年もするとまったく違う表情に変化する可能性もあるのかも・・・もしかすると周囲の肥料好きの草花の影響もありそうです。

(リュウキンカは肥料少なめで育てるため)

 

やっと咲いたイエイオンは今年も青かったです。手持ちのカメラでは本来の青さをちゃんとキャッチできていませんが 強いて言えば “くどいブルー” でございます。

しかも今日は一気に開花が進んで青花が異様に目立っただせいか、そのあまりに青い面持ちにデスラー総統を思い出しまして、「そういえば総統は白目が多かったな」と一切関係のないことをつぶやいてしまいました。

よく見ると、花の花粉のところにゴミみたいなのがありますが、これはハナグモでしょうか。クモが乗っかってずいぶん長いあいだじーっとしていたので、一緒に写り込んでしまったものです。

 

ところで、サンサンと陽の当たる近所の路地で雑草のように増えて風に揺れるイエイオンは、かなり白っぽい水色でスラッと背丈もあってサラッと爽やかな雰囲気です。

育てやすく、すぐ増えて簡単と言われて「ならば」と庭に投入してみたのですが、日向の條件がイマイチのウチの庭では、イエイオンはなかなか増えず咲かずが何年も続きまして・・・。


それでも唯一条件が合う場所でジワジワと存在感を出し始めたので、そうなるまで球根が何年間も生き残ってきた経緯を思うと、確かに雑草のような“強さ”を持つ植物といえますね。