りにゅーある32015/03/04 10:47

じずー君です。
タイトル “りにゅーある” は三連作でいきましょう。

さあ、換毛シーズンたけなわです。
ケージの中で暮らしていようと、日の長さが変わったことを感じとって、「毛」が生え変わります。
便利ですね〜。

便利ですが、ロングヘアーの子たちは “手放し” とはいきません。グルーミング中に、いつもよりたくさんの毛を飲み込みやすくなりますものね。

いよいよ、春の「換毛促進強化月間」だ〜。ブラッシングの回数&潤滑油の量・回数が増えています。

ズー君、カカトの故障に肝臓の異変と、受難があっても問題なく元気にしていますが、やはり、今回はいつよりサポートに気をつかっています。

で、新しい取り組みに挑戦してみました。
「もしできれば」「無理でなければ」「大丈夫そうなら」
という、遠慮がちな言葉が頭にのっかる、ズー君の新規チャレンジ。
それは、

ブラッシング

“チンチラにブラッシング” は、ありえない感じですね。
獣医さんで、毛を飲み込む量を少しでも減らすために「もし、ブラッシングができるのなら〜〜〜」
という話をした後に、なんとなくやってみようと思ったのでした。

相手はチンチラだし、必須とは言わないが、できたら嬉しいなぁーと。

無理なら、あきらめるだけです。
砂浴びと潤滑油を組み合わせて、間に合わせればいいのですから。

ただ、バリバリ健康体というわけでもないので、どうしても、できる限りのことをしてみたくなります。

さて、ブラシ。
豚毛のブラシと、ペットショップで購入したラバーブラシの、2種類で試してみました。
豚毛のブラシは、きっちりと目が詰まった毛足が短めのブラシです。
洋服にも靴に使えるブラシですが、靴やカバン(主にバックスキン)用に作られたブラシだと思います。
とにかく使い心地が良かったので、2個買って、洋服用と靴用に使ってきましたが、今回は洋服用の綺麗な1個を、ズー君に進呈。


では、まず豚毛ブラシのブラッシング結果。
ズー君がプギプギ文句を言ったのは始めのうちで、慣れてくれました。首回りと頭のブラッシングでは、ぴよぴよ嬉しそうです。
背中のブラシも平気になりましたが、お尻のあたりはどうにも触れるのが我慢できないエリアで、時々「うざっ」と鳴いていますよ。
この豚毛のブラシでは、余分な毛の6〜7割ほどが、取れています。
すいてあげると、全体がとても綺麗になりますね。

次は、ラバーブラシのブラッシング結果。
こちらはズー君、感触がお気に召さなかったようで、ずっとプギャプギャ、ベフベフ、苦情を言われ、最後まで “逃げるぞ態勢” が止みませんでした。
ラバーブラシのほうが、ダントツ浮いた余分な毛が取りやすくて、ブラシの手入れもラクです。
無駄な毛もほぼ取れますね。
だから、飼い主としては、こちらを気に入って欲しかったです。

ズー君としては、ラバーにきゅ〜きゅ〜と、毛全体を引っ張られている感じがもう「イライラ〜っ許さん!」という、声&ボディーランゲージを連発。

ということで、換毛促進強化月間は、順調な滑り出し。
毎日、豚毛のブラシで「くし〜くし〜」とクシを入れる快適な日々です。
ズー君、ブラッシングに慣れてくれて良かったです。

きっと、カカトと肝臓の故障を含めた人生が、これからも続いていくわけですから、できないことが一つ増えても、何かできることが一つ増えると、安心です。

・・・ラバーブラシは、うさぎのフィー君に使ってみるか・・・。