生きもの見聞録

イカリ草です。
ほとんどのイカリ草が土から出てきたばかりですが、３輪だけ先にわーっと伸びて咲いていたので、なにごとかと思いつつ撮影。

冬の間も、枯れ後しかない植木鉢が乾ききらないように、水やりをしてきました。
でも時々、鉢がカラっと乾いているのに気づいて、慌てて水をやりながら「間に合ったのかな？」と心配になることもありました。

どうやら無事に春を迎えられたようで、ほっとしています。
イカリ草は、我が家のスパルタガーデンの中でも、一番チヤホヤされているかも。
（そりゃ、水が切れたら枯死するからだろう）

最適な場所に地植えしてしまえば、水の管理はもっとラクになるのでしょうね。

イカリ草を地植えにしていらっしゃる方によると、地面におろしたら元気がよくなって、よく広がって、葉っぱが大きくなった、といっておられました。
葉っぱが大きくなったイカリ草は、お気に召さなかったようで、人によって楽しみ方はいろいろだな〜と思いました。

確かに、狭い鉢の中で繊細な雰囲気かもしだしているイカリ草しか知らないと、地面で野趣にあふれまくってワイルド系に転身したイカリ草を見ても、そうとは気づかずに素通りしてしまいます。
「これ、イカリ草だ」と指し示されても、はて、何のことを言っているのかな？と思って、一瞬、その場で一時停止状態になりますし……。

葉っぱがふた回りくらい大きくなっただけで、違う植物のように見えるのですね。
快適な環境だとこんなことになるのかと、感心したのを覚えています。

土地になじみそうだな〜と思って鉢から地面におろした植物が、のびのびー！としてくるのは自然なことですが、このイカリ草を繊細に楽しみたいのでしたら、鉢植えのほうがいいということで。

我が家のシェードガーデン、パワフルに行きたいところです。
イカリ草はもうしばらく、鉢植えを続けますが、いずれ地植えにする予定にしています。