生きもの見聞録

猫のダンです。
百人一首の、後ろ姿の美人かもしれない女人の図を目指して、想像力をかきたてるショットでお出ましです。

ラグドールの冬は毛に守られていますね。
見るからにあったかそうです。

・・・と油断をしておりましたら、毛づくろいでお腹に毛が入ったり、大好きな段ボールちぎりで紙屑を飲み込んでしまったり、年末年始は、胃腸の具合が悪くて今ひとつでございました。

飼い主にとっては、初めての長毛種の猫＆成猫になり毛の質も量も子猫の時と違う・・・で、加減がわからない間はてんてこ舞い。

おかげでダン君、ブラッシングの回数と潤滑油を飲まされる回数が格段に増えたのでした。

潤滑油、あの味気のないねったりとした油を口からグイグイ流し込まれて、これは一体どうしたことかと、猫なり顔が疑問形になっていたようです。が、不思議と調子が良くなるので、味無し油にもすっかり慣れましたよ。

ダン君にとって、増えて嬉しいのは、ブラッシングでしょうか。
実は、子猫の頃から最近までブラッシングが嫌いでした。なので、ご褒美のオヤツを付けるなどして、機嫌をとっていたのがウソのようですよ。

大人になって、毛がモッサリするようになってからは、「ブラシ命」に転向〜。
どう頑張っても届かないところを、人間に櫛ですいてもらえて、気持ちいいのでしょうね。
スリッカーブラシ（フーリーを使用中です）とコームで、ゴッサゴッサと毛をすかれると、気持ちよくてゴロゴロ言っちゃうようになりましたから。

ちなみに、獣医さんからは、ブラシも頑張ってやり過ぎると皮膚を傷つけてしまいますから、ほどほどにね〜と前もって注意していただきました。

なので、飼い主、興奮してブラシを握る手が熱くなり、つい毛をガスガスとすいてしまわないよう、心がけているのでした。