壊れた森とさまよえる野生動物とカタツムリと2020/10/09 14:03

ついに先月は、1度しか更新しませんでしたね・・・。

くどいようですが、昨年のはじめ頃に目の前の森が壊され、大きな建物が建って以来、意気消沈してしまったようなところがございます。その森に家族で名前をつけて親しんでいたので、いつまでたっても残念さが消えません。

人口の減少で2つ3つとなりの市では、空き家問題が起きていて、そういった空いた建物やエリアが方々で増えつつある昨今、新たに森や山をわざわざ破壊してまでして開墾・造成する必要がどこにあったのかな?と思います。

とにかく目の前の森が消えてからは、それまで庭の木々や花々に集まってきていたハナバチやハナアブや蝶々・・・いろいろな生きものが激減してしまい、庭で観察できていた四季折々の変化がガクンと減ってしまいました。

なんとなくブログの更新回数が減り始めたのは、それからだったと思います。

そこへきて最悪だったのは、森野破壊で生息環境を追われた数種類の野生動物が、頻繁に庭にやってきて荒らすようになったこと。

彼らにしてみれば、いきなり生息環境を追われて食べ物に困ったわけで、ヒトの行為の結果なのですが、空腹が半端じゃなかったのでしょう、庭の水瓶のガードを破壊的なパワーでブチ破って、長年育てていた小魚や金魚を食べ尽くしてしまいました。

たまたま、あまりにも体が小さかったために、野生動物に気づかれずに済んで辛うじて生き残ることができた金魚も、荒らされたときに傷をおったのか間もなく死んでしまい、もうこれを続けるとのは気持ち的にムリだなと・・・。

それで、それまで庭で展開していた趣味や楽しみを、色々とやめちゃったのですよね。

不意にガクッときたような・・・あまり神経や労力を書けずに地味に行こうと思いまして。

 

他にも、このブログ発信する情報も、内容によっては住んでいる環境が住みにくくて不便で不安な場所になり得ると痛感したのが、巷でコロナが席巻するようになってからでした。

元々観光地でもあるので、仕方がないのかも知れませんが、今現在よりもコロナがひどかった頃に湘南海岸に押し寄せていた車と渋滞は、不便さと不安を増すばかりで、すっかり外へ出なくなりましたし、考えもなく住んでいる地域の情報を発信するのはいけないな、と。


今は、新しいウィルス病との共生に慣れも出てきましたが、迂闊なことは言わぬが仏・・・という具合にいろいろあって、未だに更新意欲は低下気味ですが、せっかく何年も続けていたこのブログ、このところ休み休みになっていますが、まぁ、趣味なので、のらくらやっていけばいいかと。

ということで、先月はついに1回しか更新しなかった生きもの見聞録ですが、ここでちょっとまとめて、最近の身の回りの生きもの&自然のことをお話ししておきましょう。

 

やっと昨年の豪雨で壊れた外構の工事も一段落して、庭で遊べるスペースが増えました。そこへポツリと通りかかったカタツムリ。

新しく造られたばかりの花壇で、一番最初に見つけたお客さんはこのカタツムリでした。石組みと黒土の間でいい具合にカモフラージュされていますね。


こちらは先日の朝の富士山。

愛でていた眼の前の森が消えたことで、西日が直球でガンガン入ってきて夏場の暑さが増しましたが、こうして富士が見えるようになっちゃったので、富士の様子を家から確認できるようになりました。 

こちらは夕方の様子。

これからの季節は、富士山が見える日が増えますね。

 

あとは・・・このところ季節を迎えていたキンモクセイ。

隣家に大変大きなキンモクセイの木が生えていて、普段はなんとも思わずにその気の下を行き交っていますが、秋になってオレンジ色の花が満開になると、ホォ〜ッと見上げて見事な姿に感激。

何メートルくらいあるのかな?キンモクセイって、刈り込まなければそれなりに大きくて立派な木になるのですね。


早朝と夜は、香りが強くなるのか、深夜早朝はヒトの活動が静まるので香りが蹴ちらされずに済むのか、深夜早朝はこちらの感覚自体も敏感になって香りを強く感じるのか、ともあれ秋はキンモクセイの香りに癒されますね。

 

ということで、あっという間に秋が来ました。

明日明後日には台風も通過する様子・・・刻々と季節は移っていって変化を運んで来ますね。

気持ちを切り替えて、また周りの景色をたくさん眺めて楽しみたいと思います。