折り返し地点のゼラニウムたち2015/06/22 20:16


春以降、いっそう花の色が濃くなったゼラニウムのトムキャットの様子です。

冬の間、色は褪せていましたが、寒くて色がない景色の中でポツポツ咲いてくれて、この花からいつも元気をもらっていました。

(暖地なため軒下で冬越し可/冬期花は1〜2輪づつ咲き続けます)

春になってからは、花の色がディープな赤紫になって、次々と花を咲かせ続けていています。

たぶん、今、庭に咲いている花の中では、もっとも劇的な雰囲気をかもしだしている花かも。

散る頃になると、濃いエンジともボルドーともいえな色になって、なんだか有終の美がド派手カラーでございます。

(下の写真は、落ちてロニセラの上に乗っかった花→散ってなおゴージャス)

ところで、すでに庭のゼラニウムはすべて切り戻しを済ませてしまっています。

梅雨に入って、湿度も温度も高くなると、花が終わって枯れた部分に雨や水があたって、すぐにカビがはえるので、いったんすっきりさせたくなりますね。

この梅雨の頃の切り戻しの時期は、一緒に植え替えをするのにもいいそうですが、蚊が増える時期に重なってヘコタレやすいです。

なので、つい、植え替えは秋に回してしまいます。


こちらはもみじ葉ゼラニウムの花。

どちらかというと、葉っが楽しいゼラニウムですが、個人的には、“面白い枝ぶりになる&紅葉のような葉っぱ”という点が好きです。

なので、こちらは切り戻しというよりは、古くなって枯れた枝を取り除いていく感じですが、枝のウネリっぷりがちょっと騒々しくなってきたので、今回は撮影の後、全体的に切り戻しました。

このもみじ葉ゼラニウムの鉢には、他の鉢ではうまく育たなかったカンパニュラの仲間が一緒に植わっていて、5年たっても、ずっと元気に生きながらえています。

寄せ植えするには、奇妙な取り合わせかもしれませんが、宙をくねるもみじ葉ゼラニウムと、匍匐性のカンパニュラで出来上がった植木鉢は、意外と面白いことになっていますよ。

 

他のゼラニウムも、切り戻しをした後ですが、ぽつ、と咲いた花を撮ってみました。

 


我が家の西側の庭は、庭全体の中でも、明るくて適度な日当たりもあるのですが、乾燥している場所。夏場、西日がダイレクトに当たらなくても、温度が上昇してカラッとなりやすい傾向があります。

なので不注意だと、枯らしてしまう植物が続出する場所。

ということで、マッチする植物を探しては植えていった結果、今は、ローズマリーやロータスブリムストーン、ラベンダー、セージ類がよく根付いています。

ただ、花らしい花が少ないので、その点を、鉢植えのゼラニウムに補ってもらっているのでした。

育てやすくてよく花が咲いて、アロマ系の香りがしたり、葉っぱの形がかわいかったり、挿し芽でも増えたり〜。

陽気な植物に見えるゼラニウム、いろんな種類がありますから、お気に入りを見つけて、楽しめるといいですね。