熟れるナツハゼの実と弾けたグロリオサ2016/10/04 17:56

ナツハゼの実が、しだいに色を濃くしはじめています。

今年ははじめて実をいっぱいつけたので、小瓶程度のシロップ漬けなら、できそうに見えました。

けれども、いざ収穫となると、頃よく熟れた実を集めるには、実の量が足りませんでした〜。

このまま観賞して終わるか?食い意地を出してブルーベリーと混ぜる方法をとるか?こうして迷っている間にも、熟れた実はポトポト地面に転がり落ちているのでした。


話ついでに、この実には、かなりのアントシアニンが含まれているそうで、「食べてヨシ、染めてヨシ」といった内容のことを、長野の農協?のHPでみかけました。

(そのHPでは食用としてナツハゼの実を売っていた)

 

今年、ナツハゼが思いのほか可憐な雑木と再認識したこともあって、3年来、ナツハゼの鉢植えを置いている半日陰のコンクリートエリアの一部を穿って、地植えにする計画を練っているところです。

地植えに成功すれば、2メートル強くらいには成長してくれそうですし、ナツハゼなら、雑木の持つ趣きを存分に堪能できそうです。

 

こうして、小さくても“木”を相手にしている瞬間は、時間の流れがのんびりとしてくるので、これはこれで、落ち着き効果があっていいですね。

(6月末頃のブログに花と実と新緑みたいに美しい葉の色をした写真を載せています)

 

この秋らしい色の実をつけたのは、グロリオサ。↑↑

摘み取らずに置いておいた花が、緑色のさや風のものを作って、それが少し前に弾けました。

調べる限りでは、この種から苗を育てるよりも、今年育てた球根を冬前に掘り起こして、また来年植える方法がベストみたいです。

 

なので、とりあえずこの種は観賞用。

 

全体が終わったら、寒くなる前に掘り起こすつもりですが、また来年、これらの球根が芽吹くかどうかは怪しいと見越した上での掘り起こし作業です。

というのも、こういう掘り起こして管理するタイプの球根花は、あらかた、うまくいかずに栽培の歴史の幕を閉じていますので・・・。

 

そこから考えると、グロリオサも、球根栽培の黒歴史に刻まれる確率が高そうです。