つぼみが弾けはじめた大文字草 ― 2016/10/14 19:16

今秋一番乗りで咲いた大文字草です。
他の大文字草はどれもこれも静まり返っていて、まだ咲きそうにない気配だったので、このひと鉢だけ、勇み足で咲いたようにも見えました。
そんな大文字草にとって、今年は受難の年だったみたいです。
いつものように、夏の間は日陰に移動して涼んでもらっていたのですが、なぜか今夏は弱る株が目立ちまして、いまだに元気がなくショボショボしているものが多い状態です。
天候が極端すぎたからかな〜?
雨が降れば降ったで、しつこく降ってジクジクしてくるし、晴れると、蒸れるか乾くか・・・さすがに大文字草に快適とは言えない環境でした。
写真の大文字草は、地面から1メートル近く離れた、高い位置の日陰にいた唯一の鉢だったので、比較的元気そうにしているのかもしれません。
地面に近い位置にあった鉢ほど、ウダウダ状態になっているので、風通しと温度が影響している様子です。
ということで、今秋は酷暑を越せなかった植物がいつもより多く姿を消していて、少々寂しい感じになっています。
こうして淘汰されるに任せておくと、環境に負けない屈強なものが生き残っていくのでしょうか。
そうなれば、思いっきりナチュラルガーデンを目指して、渋くいく、というのも手ですね。

しばらく前から咲いている、八重のシュウメイギクは、今もサックリと花を咲かせていて、ピンク色なのに飾り気のないところが、地味に爽やかです。

音を立てずにフワ飛ぶハナアブが、ワンポイントアクセサリーみたいにいい感じで乗っかってきて、まるで、てんとう虫やミツバチのようにキュートに見えました〜。

こちらの写真は、急な秋と、いきなりの寒さに、びっくりしているかのように見える”斑入りヘンリーヅタ”。
このヘンリーヅタは2鉢あって、すでにひとつは慌てたように一気に落葉してしまい、今は黒い実が裸枝に残るばかりになっています。
で、残るもうひとつが上の写真のヘンリー。今、急いで紅葉している様子、すでに紅葉が済んで落ちてしまった葉もあるので、枝と黒い実だけになる日は近そうです。
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