スローな線香花火/大文字草2016/10/20 19:11

続々と大文字草が咲き始めています。

相変わらず、線香花火をスロー再生で見ている気持ちにさせる花です。

 

本当は、庭にあるいくつかの大文字草には、それぞれに品種名があったはずなのに、年月が経つにつれて、どれがどれかわからなくなってしまいました。

 

この赤の大文字草は、確か“紅車”という名前だったはず。赤系では、黒潮という品種名のものも育てていたことがあって、どちらかが枯死しているので、今のところ赤い色の感じから判断する限り紅車と判断しています。

これから咲くツボミをあと少しだけ残しているものの、どのみち、夏越しがイマヒトツの結果になったので、咲き揃ってもこじんまりした感じになりそうです。

 

こちらの写真は花が開き始めたばかりの桃色の大文字草。

上の紅車と同じく、”夏越し赤点組”のメンバーでして、木陰とはいえ地面近くで蒸され気味になっていた影響なのか、小ぶりです。


写真をよく見ると、一番最初に咲いた花の上に、アブラムシ風の何かかな?小さな虫がしれ〜っと乗っかっています。

謎の小虫、花と同じピンク色に偽装しているのか、もともとそういう色なのか、頭隠して尻隠さずの姿は笑いを誘いますね。

その割に、ちゃんと花のデザインに上手い具合に溶け込んでいるあたりに、“やり手”のイメージを持ってしまいました。