大雄山から足柄峠へ2018/04/10 15:45

先日また南足柄へ行きました。

大雄山の明神ケ岳コースを途中まで軽くトレッキングしてから、日が暮れる前までに花桃の鑑賞をして箱根ジオーパークの滝(夕日の滝)へ行くというふうに、ぐるっと遊び回ってまいりました。

大雄山のコースの入り口(最乗寺)では、まず満開のヤマブキが目につきました。

春らしい黄色に気持ちが明るくなりますね。

早い時間に日陰になっているらしき場所でも、黄色の代表といわんばかりに鮮やかな黄色でした。


シャガは咲き始めたばかりの様子。

自宅付近の森や林でも見られるポピュラーな植物ですが、ここではかなりたくさん咲きそうな気配、このあと咲き乱れると見事な眺めになるでしょうね。

 

石にへばりついていたユキノシタ。

ちょうどユキノシタもさかんにランナーを伸ばして活発になる時期を迎えています。(関東)近所の園芸センターでも、赤紫のユキノシタと定番の緑のユキノシタと、それぞれたくさん売り出されているのを先日見かけたばかりです、人間の生活圏でよく見かけられる山野草&薬草ですが、ロックガーデン風に生えるとシブくて可愛いです。

実際ウチの庭でもユキノシタはよく増えますが、平面的に増えるばかりで面白みがないうえ、日光が当たる場所のものは間引かないとスッキリしなくなってくるので、日の当たらない石垣にくっついてくれないものかと思案しておりました。

自然界での様子を見れば、落ち葉や苔と一緒になって生えているので、こんど水苔を使って石垣に定着させる方法を試してみようと思いました。

 

山の中を歩いている間、今がシーズンのカントウミヤマカタバミが咲いている姿をところどころでみることができました。

光の加減で花の開き具合が違っていましたが、開いていようと閉じ気味だろうと、山の中の白い花は小さくても存在感がありますね。


明神ケ岳コースは次回山頂を目指すことにして、今回は早めに山を降りて一路足柄峠へと。


足柄峠では色とりどりに咲く満開の桃花をところどころでみることができまして、また来年の今頃に花桃をみに出かけたいと思いました。夕暮れ時だったせいで、せっかくの桃林に大きな影が差し込んでいますが、それでも華やかであることに変わりありません。

 

”夕日の滝”です。到着したときには、水が落ちてくるところに太陽が沈んだばかりでした。

火山の堆積層と足柄層とやらで構成されている箱根ジオなこの滝、壮大さゆえの“感激”とマイナスイオンいっぱいの快適さをお伝えできないのは、写真力がないからかな? 

いがいとザアザアいっていて、水量それなりにありました。

ここの滝でも、おいしい水(飲める)がこんこんと流れ出していたので一口。流れる水も湧く水も、どちらもキレイで快適なところです。