木に咲く白い花/コデマリ、イワナンテン、ヒメウツギ ― 2018/04/26 16:52
昨朝は雨の警報がでるほど雨がタップリと降り、今日は朝から快晴で蒸しています。
抜いたばかりの雑草の、はびこる勢いのすごいこと……。
庭では、ハイスピードで花の開花が進んでいるところらしく、今日はタテハとイチモンジチョウが花をめがけてギュンギュン飛び回る様子を見ることができました。
他にもシロチョウが1羽。
羽化して間もないものが多かったのか、蝶々たちはピカピカの新品でビロードのよう。
接写レンズしか手元になく、蝶は飛ぶのが早すぎるばかりか、じっとしている時間が短くて撮影は失敗に終わりました〜。
今の時期、うちの庭で蝶々やハナバチに最も人気があるの花のひとつはイワナンテンです。

ふだんは斑入りの葉っぱが個性的ですが、花の季節もまた最高です。

ほかに西洋イワナンテン、アメリカイワナンテンともいわれています。
全体的に完全な満開状態になるまであともうちょっとといったところ、見た目にも、もう少しふんわりと全体が広がった感じになった様子がよりフェアリーです。
何年も植えられているうちに木としてすっかり充実した様子で、数年前からツリガネ型の花がジャラジャラとたくさん咲いて、このイワナンテンの花の時期が好きになりました。

今年も咲いたヒメウツギ。
いつもと違うのは、よく青い模様の入った素早い蝶々がヒメウツギの花の蜜を求めてかわるがわるやってきていたのが、今回は1羽も見られなかったこと。

開花のタイミングがずれた影響かな、それとも近所の開発の影響? 実は急に暑くなっせいでこの花を好む虫が不在とか、特に理由や深い意味なんてないほうがいいですね。
ともあれ毎年のように見られていた光景に出会えないのは、ちょっぴり寂しいです。

あまり散り方がきれいではないので、今がいちばんいい時となっています。

葉に斑が入るコデマリ/ピンクアイズの、咲き始めの様子です。
小ぶりなので鉢植えで育てています。いちど地植えにしたことがありましたが、生育が悪いうえに2本のうちの1本が弱って消えたので、掘り上げてレスキュー。今にいたっています。
一般的なコデマリよりも、少々条件にうるさいのかな。日当たりはさておき、蒸し暑さはどちらかというと不得手のような印象なので、夏場に風通しの悪くなるところは避けるようにしています。
それにしても、葉っぱの斑入り模様はいつ見ても繊細な感じをかもしだしているとはいえ、とくに今の若い葉っぱの頃がもっともきれいだと思います。

コデマリと同じバラ科のミツデイワガサは開花がスタートしたばかり。このぶんだと、そろそろ散り始めている八重咲きのコデマリと入れ替わりになりそうです。
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