秋の線香花火 ― 2014/10/29 12:15
こちらは元祖・大文字草でございます。
先日ご紹介した賑やかなピンクのものと違って、花がシンプルで、見たまま「大」と言っています。
とても静かな花ですが、線香花火が最後にすぼんで終わる時の “ヤナギ” に似ていると思います。
大文字草というと、すぐに線香花火を持ち出してしまって恐縮ですが、この花を例えるのにとにかく最適ですから使わせていただいております。
この小さな花にルーペをかざすと、薄茶色の小さなアリが、蜜がいっぱいの雌しべのところでスローテンポになっていました。他にアリ仲間の姿はなく、このアリが偵察中なのか、それとも蜜を収集中なのか、はたまた、かの有名なサボりアリなのか?
蜜に夢中ということだけがよくわかりました。
さぼるアリ。
働きアリの中にサボるアリが通常3割ほどおりまして、その怠け者と化した3割をどかして働き者ばかりにするという実験話ですね。結局、残された働き者集団の中から、再び3割のサボる者が現れたという、自然界のアンフェアな掟(おきて)のお話しです。
それにしても、緻密な観察者ですよね。
ファーブルなみの根気強さがないと、サボりアリの発見&働き者だけにしてみよう、という発想にまず至らないのではないかと・・・。
お話しを戻しましょう。
秋に咲くユキノシタの仲間、大文字草。
ですが、ユキノシタは日光で色があせやすいのに対して、大文字草は日光が好きです。
夏の間、朝〜昼過ぎの太陽に当ったチームほど、株に勢いがあります。
また来年、一回り大きな株になって花咲く姿を、見に来てくださいね。
先日ご紹介した賑やかなピンクのものと違って、花がシンプルで、見たまま「大」と言っています。
とても静かな花ですが、線香花火が最後にすぼんで終わる時の “ヤナギ” に似ていると思います。
大文字草というと、すぐに線香花火を持ち出してしまって恐縮ですが、この花を例えるのにとにかく最適ですから使わせていただいております。
この小さな花にルーペをかざすと、薄茶色の小さなアリが、蜜がいっぱいの雌しべのところでスローテンポになっていました。他にアリ仲間の姿はなく、このアリが偵察中なのか、それとも蜜を収集中なのか、はたまた、かの有名なサボりアリなのか?
蜜に夢中ということだけがよくわかりました。
さぼるアリ。
働きアリの中にサボるアリが通常3割ほどおりまして、その怠け者と化した3割をどかして働き者ばかりにするという実験話ですね。結局、残された働き者集団の中から、再び3割のサボる者が現れたという、自然界のアンフェアな掟(おきて)のお話しです。
それにしても、緻密な観察者ですよね。
ファーブルなみの根気強さがないと、サボりアリの発見&働き者だけにしてみよう、という発想にまず至らないのではないかと・・・。
お話しを戻しましょう。
秋に咲くユキノシタの仲間、大文字草。
ですが、ユキノシタは日光で色があせやすいのに対して、大文字草は日光が好きです。
夏の間、朝〜昼過ぎの太陽に当ったチームほど、株に勢いがあります。
また来年、一回り大きな株になって花咲く姿を、見に来てくださいね。
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