サギソウでまほろぶ2015/08/14 19:57


ギソウが咲きました。


しばらく前に、近所のお店で売られていたのを“お試し”で購入したばかり。

なので、うまく育てられるのか、まだ謎です。

いえ、随分昔に一度枯らしたことがあるので、マイナスからのスタートというのが正解。

 

とりあえず、家の床下から冷たい空気が流れ出している(床下換気口)、半日陰の場所に、アルペンリンドウの鉢と並べて置いています。

 

しかも、すぐそばに立水栓があって、毎日の水やりの時に必ず目につくので、うっかり水を切らすことはなさそう・・・というよりも、そこに置かれた植物って、鉢の土が乾いているとすぐに水をやりたくなってしまう位置なので、サギソウにとっては好都合だろうと思います。

 

というわけで、今回、まず花を咲かせるところまではクリアできました。

一番最初に咲いた花が咲き終わって、今日は3輪目が咲いたところで、枯れた花殻はとりのぞいてしまいました。

そうしないと、種作りに栄養がいってしまって、球根が育たないとありましたので、球根で増えるように世話をするのがポイントみたいですね。

 

それにしても、この蒸し暑い中、涼しげで爽やかな花が咲いたものです。

まだ、つぼみがいくつかあるので、もうしばらくの間、白サギが滑空したような姿の花を愛でることにいたします。

 

ただ、じーっと見ていると、若山牧水の短歌を思い出すせいか、ふいに物悲しい気持ちにもなったりもするのでした。


 白鳥は 哀しからずや空の青

          海のあをにも染まずただよふ

 

そういえば、科学忍者隊ガッチャマンの中にいた、白い鳥マント&鳥ヘルメット着用でスカイダイビングをする、白くて目立つ忍者にも似ているような・・・。

(大鷺のケンとか白鳥のジュンとか)

 

と、サギソウを見つめているだけで、イメージと共に古い記憶がよみがえり、雑念に煩悩が、ドンドコ湧き上がってきました〜。

 

真夏の幻想にふけるなら、サギソウを見よ、って感じですね。

 

ということで、これからサギソウが増えて、たくさん花をつけてくれるように、大切に育ててみようと思います。