真夏のアジサイ/ノリウツギ ― 2015/08/05 19:04

7月の半ばからじわじわと咲き始めて、写真は7月末頃の様子で、今は、そろそろピークを越えた頃合いといったところ。
見ての通り、アジサイの仲間です。
枝葉に対して大き目の花が、少し重たげに傾きながら咲きます。
このノリウツギは、2種類の苗木を4年ほど植木鉢で育てて、昨秋、地植えにしたばかり。
なので、今年はそれほど咲かないだろうと思っておりました。
というのも
、鉢植えの頃は毎年6月末には咲いていたのに、今年は6月を過ぎても、ウンともスンともいわなかったからで・・・。
なので、咲かないだろうとタカをくくっていたら、蒸し蒸しジリジリとした真夏の庭で、平然と白い花をバフバフ咲かせたのでした。
おかげで、これまでノリウツギに抱いていたイメージが、ガラガラ崩壊したのでございます。
というのも、葉や枝の雰囲気を見ていると、少し育てにくいヤマアジサイに似ているので、鉢植えの間、気を使いながら育ててきたのになぁ。
どうやら、アナベル並みのたくましさを備えているらしい。
なので、今後は、ハードにビシバシいこうと思います、って、ほぼ放任で育てりゃいいってものを、どうする必要もなさそうですが。
ところで、2種類の1つは、花の色が白から桃色に変化する品種(バニラフレーズ)のはずなのに、鉢植えの頃から花色が変化したのを見たことがありません。
そう、花色の劇的変化を待ち続けて、はや5年・・・。
ある年、ちびっとなら、花房のさきっちょの一部分が、ほんのり染まったこともあるかな。
でも、その程度。
花の色に目立った変化が見られないのは、ここが三浦/湘南の暑い土地だからかな?
調べでは、少し涼しい土地のほうが色がよく変化するとあったので、植木鉢時代からずーっと半日陰で育ててきたのですが、もしかすると、これでも涼しさが足りないのかもしれません。
まあ、今年は咲き始めるタイミングも、例年より遅かったわけだし、地植えにしたことで、これから目新しい変化があるかも。
イチゴミルクシロップがかかったみたいな花の、写真入りネームプレート、(購入した時のタグ)今も手に取って眺めているのでした。
ちなみに、花の色が変わって欲しいと強く思う理由は、もう1つのノリウツギが白花だから。

↑ホラこの通り↑
一番上の写真のノリウツギも同じ白色だから、同じものが2つあるように見える〜。
毎年、ほぼ同じ形の花が、ほぼ同じ色で咲いていて、それで「品種が違う」って納得するのは、案外難しいのでした。
そうこうするうちに「白花ばかりでもいいや」と諦める日が来るか、それとも、バニラフレーズが底力を見せてピンク色に染まってくれるか、はっきりすると思います。
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