雑草の下からホトトギス ― 2016/10/03 17:02
残暑が長く、ヤブ蚊も多く、いつからか庭は手つかずの状態になっていたので、掃除をはじめてから5時間目の段階で、90リットルのゴミ袋が3袋にもなりました。

この写真のホトトギスは、除草中に邪魔な雑草の下からふいに現れた、零れ種で増えたらしい小さくて可愛いらしい“苗”。
勢い余って引き抜かなくてよかった、と胸を撫で下ろしました。
さて、今回の庭掃除では、環境が合わないためにスムーズに育たない植物を、思い切って処分してしまいました。
素敵だろうと、珍しかろうと、手がかかる割に成果がイマヒトツの植物に執着するのは、時間と活力の浪費だなと思い至りましたので・・・。
今夏があまりにも暑すぎて、庭にほとんど出られなかったおかげで、すっかり価値観が変わりました〜。
(もはや小難しいことはやっていられない)

こちらは桃色のリンドウ。
この1品種だけ、予想外に手間いらずですくすく育って今回はツボミもたくさんついていて、まさに期待のルーキーでございます。
庭の掃除を終えてサッパリすると、これまであまり目立たなかったこの桃色のツボミが、今にも咲きそうに膨らんでいるのがよくわかりました。
なるほど〜、華やかさや派手さとは関係なく、もともと花は何かしら注目されるために咲く才能を備えているのですね。
ただ、曇天続きが影響しているのか、それとも残暑の影響か、昨日の晴れ間にちょっと開きかけたのが1つあっただけで、雨天の今日は再び全てのツボミが閉じている状態です。
きれいに開いたらどんな感じなのでしょう、開花が待ち通しいです。
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