そろそろ春に/ハチとアブ ― 2017/02/06 20:41
日光を浴びて蘇ったらしいミツバチとハナアブを、久々に目にすることができました。

ちょっとでも暖かな日が巡ってこようものなら、いっせいに飛び回り始めた昆虫たちの様子からして、周囲が寒かろうが、いつでも飛び立てるようにスタンバイしていて、春を待ちわびているようです。

ミツバチはきっと蓄えの蜜の味に飽いて、そろそろ違うフレーバーが欲しくなる頃かな・・・と人間的な発想の色眼鏡をかけて、何かを探しているような動きをしばらく眺めました。
去年の今頃のミツバチたちはというと、睡蓮鉢の浅い水をめがけて、代わる代わる数匹ずつが水を飲みにやって来て、確か周辺の花が咲くまでの間それが続きました。
けれども、今年は水がいつまでたっても冷たいままなので、睡蓮鉢の水を飲みにくるミツバチはまだいません。
今日から冷え込みが厳しくなるそうですから、せっかく現れた昆虫たちはまた雲隠れしそうですね。

こちらの写真は、昨秋、地面を這うペニーロイヤルミントの葉の上で、ブイブイいいながらウロついていたミツバチです。
本来、虫除け効果のあるはずのペニーロイヤルミントも、夏を終えた後となると疲れ果てているのか、葉っぱを虫や病気にやられて色々に傷んでいます。
すでに雑種化が進んだらしきペニーロイヤルミントに防虫効果は期待していませんが、その代わりに(?)ミツバチがうずもれてブンブンやりたくなる何かを備えていたようです。
このミツバチを撮影したあと、先日まで庭先でミツバチと出くわすことはありませんでしたので、ミツバチとの再開で気分的には“春がはじまったよ”といった感じに。
たとえ周囲がいつまでも寒かろうが、思っているよりも太陽は近くにある、と虫たちに教えてもらいました。
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