ハンスゲーネバイン ― 2020/05/20 14:48
全体的にバラの開花が10日前後遅れ気味の今年ですが、今回ハンスゲーネバインは、花の数も若干多目で、これまでになく充実していてキレイに咲いたほうではないかと思いながら鑑賞しています。

まず、ツボミの様子をいくつか・・・。

ひとつの枝先にツボミが3〜4つずつついて、それが少しずつズレながら開いてゆくので、開花が重なってたくさん咲いている時はかわいらしさが倍増です。

ただし、ひとつの枝先のツボミが2つ開いたあたりで、中には重みで枝が下がってしまう花もあって、下から覗き込む花も少々出現。
地植えだけに、下の方の枝の花がさらに重みで下がると見辛い〜。
たぶん、バラを育てるプロやバラ愛好家(ロザリアン)の方々は、たとえば、ハンスゲーネバインを一本育てるにしても、開花まで想定して、全体の木の作り方や、枝を太らせるような工夫をしているのでしょうね。
あともう少し、木を育てることに力を入れなければならないな〜と思いました。

だんだん開花がすすんでいく様子・・・1年ぶりに開花する機関は、1日1日、いっときいっときが変化に満ちてたのしいときですね。


夕日を浴びている様子もまたステキですね。夕日はやさしさを際立たせる効果があるようです。(バラの右側から夕日があたっています)

朝、早めの時間に撮影した場合にはバラがスッキリみえますね。
朝の新鮮な光は青色・・・なので、きっとこのバラの軽やかな側面を際立たせているのでしょう。

別の枝の、表情違いの花の様子です。花の背後にはふくらんだツボミが隠れています。
このあと雨の日が増えて、その度に、雨水の重みで花はグンにゃ〜っと垂れ下がりながら咲く日もありましたが、日に日に花の数が増えています。

せっかくなので、まひる(真昼)の様子もひとつ。
ギラッと強い日差しの下でも、ウットリと夢見ているような・・・この調子ですので、ハンスゲーネバインは優しくて甘くて愛らしいバラと言えそうです。名前から想像できないラヴリー感〜。
今年、バラの枝に新芽が出てきて春めいてきた頃、ハンスゲーネバインを見てきづいたことは、いつの間にか“どっしり”していたことでした。
全体的に木が太くなっていて、葉っぱもツヤポテ感が割り増し・・・これなら、今年は順調に咲くかもな〜と、バラ育て史上はじめて、良い前触れみたいなものを感じました。
あともうしばらく、よほどの悪天候に襲われない限り、ハンスゲーネバインの次々と増えてゆくピンク色のバラを楽しみたいと思います。
最近のコメント