まさかのコンパニオンプランツ効果か2016/06/01 19:56

庭の隅っこに地植えにしたバラが、驚くほどの美葉っぱ&美花びら状態で咲きました。

これまた、どうしたことか?

実は、このバラの近くに昨年のいつぞや植えたキャットミントが、猛烈な勢いで成長して、みるみる草丈が100センチになりました。

なので、途中からキャットミントの死角に入ったこのバラは、庭から姿が見えないばかりに時々忘れられ、時防虫対策のエキスを散布してもらえないこともありました。

なので、ひっそりと開花の準備を進めていたこのバラを見つけた時は、あまりの美肌ぶりに感激。

そして、普段バラに払っている無駄かも知れない労力について、考えさせられました。

バラたちに、せっせと天然系の滋養強壮&病害虫よけスプレーを散布しているのに、それでも葉っぱや花は、何かしらのダメージを受けちゃってるからなぁ。何もせずとも元気なこのバラを、スパルタガーデンの伝道師に任命しよう。

 

・・・さて、キャットミントは、どことなくサントリナを思い出させるような独特な匂いを発して、本当にバラを虫から守っているのでしょうか。

しかも、バラにありがちな病気にも、今のところ全くかかっていません。これもキャットミントが何かのエキスやビームを放っているから、とか?

とりあえず、来年も再来年も同じように、このバラだけ病害虫の被害にあわずに済めば、その時には “キャットミントのおかげ” と声高らかに宣言いたしましょう。

ただし、本当にキャットミントがスムーズにバラの力を引き出すとわかっても、小さなバラ花壇の方にこれを植えるのは、大きくなりすぎて大変。

なのでこれから代用できそうな他のハーブを探すつもりです。

 

ところで、ハーブをバラのお供にする方法は、サザンウッド&鉢植えのミニバラの組み合わせで何年も試しているにもかかわらず、これがずっとうまくいっていないという現実がございます。

そのせいか、コンパニオンプランツを活用することに、真剣になっていませんでしたが、今回のことでよく調べ直せば、サザンウッドは日当たりが大事なハーブとありました。

ということは、もっと日照時間が長い場所に移動させたら、コンパニオンパワーを発揮するかも? これから試してみなければっっっ。

話のついでに、防虫効果をうたわれているペニーロイヤルミントも、バラ花壇の縁に植えられています。で、これが真剣に防虫のお仕事をしているのか、いないのか、その効力についてはちょっと不明。ただ、踏みつけに強いグランドカバーとしてなら、とてもいいお仕事をしているので、間引くために抜くよりは踏み踏みして、匂いを発してもらおうと思いました。

 

最後に1輪だけ咲いたマチルダの様子。

小さな苗木サイズなので、マチルダさんの本領はまだじゅうぶんに発揮されていませんが、何だろう・・・開きかけのワクワク感がすごかったせいか、開ききった姿を見てちょっと脱力。

想像していたイメージと違っていますが、これはこれで、いいかもな。