誤飲しちゃってね/ラグドールのダン ― 2015/06/29 21:52

今日のお話は、先日の出来事になりますが、猫のダン君が洗剤を舐めてしまうというアクシデントが発生しまして、その時のことをお話してみます。
「なんでまた、よりよって洗剤を〜」というのも、我が家は石鹸派。
洗剤は毎年、新聞屋さんが契約更新の景品に何袋か持ってきてくれるものを、使わせていただくのみ。
ちょうど、先月は新聞の契約更新があって、ちょうど液体洗剤を何袋かもらったばかりのところでした。
ただ今回は、ストック用の棚には、たまたま他のいろんな液体石鹸が並んでいて、入りきれない状態。仕方がないので、臨時の置き場を作って、景品の液体洗剤を並べていたのですが、これがいけなかった〜予想外のことが起きちゃいました。
というのも、そのうちの一袋から、いきなり中身の液体が漏れだしてしまったのです。
床に洗剤こぼれだして、じんわり広がっているところに、ちょうど猫さんが通りかかって・・・通りかかって一体どうしたのでしょうね?
踏んだ? 臭いをかいだ? なめた? たぶん、踏んだのだろうと思われます。
猫さんによって色々ですが、水を踏むのも嫌がる子もいれば、手足が水浸しになってもあまり構わない子もいたりしますよね?
ダン君は平気で水を踏んだり、水浸しのところに闖入したり、水をあまり気にしないところがあって、水溜まりを踏むように洗剤溜まりを踏んだのではないかと予想しています。
で、話を戻しましょう。
今しがた歩いて横をつっきっていた猫さんが、小走りになったな〜と思っていたら興奮し始めて、何を騒いでいるのかと目をやったら、鼻と口からネバネバした泡を、ダラダラと垂れ流しているのです。
それはもう、たまげました。
朝食の準備をしている最中の出来事だったのですが、それどころではなくなって、最初はテンカンか何かかと思い、アタフタしてしまいました。
口元や鼻を拭こうとすると、猫さん興奮したまま、1階から2階へ、2階から1階へ、ヴァオヴァオ唸りながら逃げ回るし。
本当にテンカンの発作なら、逃げ回ることはできないはずなので、これは何かマズイものを口にしたのだなと思いながら、逃げ惑うダン君を捕獲したのでした。
そして、ひたすら水を飲ませる。
(本当なら乳製品がいいのでしょうが、冷蔵庫にはヨーグルトとカフェオレしかなく、水が適当かなと・・・)
ストロー型のノズルがついた、油さしなんかに使えるボトルを動物のお世話用に常備しているので、今回もそれが役に立ちました。

口にしたものによっては、病院にいって解毒しないといけないかもしれないので、とにかく原因を探して回りました。
中毒を起こす食品(チョコ/玉ねぎ)ではないのは確かだったので、考えられるのは石鹸。
ダン君の口の匂いをかいでみたら、シャボン系の匂いがするので、とりあえず犯人はシャボンと断定して洗面台周辺を捜索。
それにしても、こんなに強烈な香りのする石鹸なんて、ウチにあったかな? って首をひねりながらの捜索。
なので、臨時の置き場の景品の洗剤には、すぐに目がいきませんでしたし、謎の液体溜まりを見て、何が起きているのかピンとくるまで、5秒くらいかかったし。
・・・気を取り直して、いきなり洗剤がもれるからには、猫が噛んで穴でもあけたに違いなかろうと、洗剤の袋に歯型を探したのですが、噛んだあともない〜。
結局、詰め替え用の袋が不良品だったのでしょう、洗剤は半分が漏れ出したところで、止まりました。
やっぱり、猫が好きそうな場所(暗くて狭い場所にある棚)ってのは、油断ならないですね。
洗面所のように、猫さんに入って欲しくない場所は、鍵を閉めるようにしていたのですが、それも子猫のうちだけでだったしなぁ。
残念ながら、家族全員がきちんと約束を守り続けられる、というわけでもありませんよね。
家族には、動物が好きでも、世話そのものには積極的ではなくて、動物の身の回りのことに無頓着な者もいたりします。人間なので、ぼんやり、うっかり、することもありますしね。
なので、今回問題を起こした液体洗剤は、使い切るまでの間、バケツみたいな容器に保管することにしました。
あまり神経質になるのも疲れちゃいますね。
事故が起きないように注意をする、というのは大前提のうえで、猫が誤飲した場合の対処法を実践できるようにしておくことと、いつでも病院にいく準備があるが大事だと思います。
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