温かな雨とカエル2015/11/17 20:17

梅雨のような空ですね。

今朝、庭の南西に置いてあるカキツバタの水鉢の中で、人間の気配に驚いた“何か”がチャプンと動いて、こっちのほうもビックリしました。

 

どうやら昨夜のうちに、雨でできた道を辿ってやって来たカエルが、水鉢の中に入り込んでいたようです。

 

ショウブやカキツバタの水鉢の中には、これまで、植物以外の生きものがいなかったので、何がいるのか最初はドキドキしてしまいました。

 

何がいるのか見たくて、水草をかきわけると、「いないいない」と水中でギュッと固まるカエルの足がチラリ。

その後もなかなか姿を見せてくれず、人の気配を察すると瞬間ダイブで消えるので、ずっと待つのも難だし、姿を見るのは諦めていました。

(そのうちどこかに行ってしまうだろうし)

 

で、忘れた頃に庭に出て、そういえばカエルあいたな〜と忍び足で近づいたら、安心して気が緩んでいたのか、両生類の隙を突くことに成功。

ズームレンズを伸ばして、痛く険しい姿勢でやっと撮ったのが、この1枚。

たぶん、体長は56センチぐらい。カエル、どこにいるのか分かりますか?

 

このところの雨は暖かくて、庭の北側に置いている水瓶や水槽の水ですら、いっとき前よりも温もりが感じられる状態です。

なので、この南側の水鉢は、さらにぬるいはず。

というのも、ここの水鉢は夏になると、水が煮えるので、いつも新しい水が浅くはってある程度。たまたま温かい雨水でいっぱいになっているところに、カエルが通りかかった寸法で、こういう偶然は今だから起きたのでしょうね。