香るツルバキアと早咲きしたスノードロップ ― 2015/11/25 17:39
茶や黄色の葉をチラホラ残しているノリウツギが、雨に濡れて枝の色が黒く濃くなったからか、妙に目を引く姿になっていました。
秋も終わりですね。
だんだん庭から花が減っていく中で、ツルバキアフレグランスの淡い花色に和まされています。

ただ、植えた場所が、いつの間にか香りを楽しむには不便な位置になってしまっていて、毎度、花のみを堪能するばかり。
香る花に近づくには、他の植物を踏みつぶさないよう足場を確保する必要がある、ってことを、思い出すのは花が咲いてからというのを繰り返しています。
球根植物だから、もっと近づけるところに植え替えれば済むことですが、この場所で元気にしているツルバキアを見ていると、結局、このままがいいよね、って思ってしまいます。
というのも、違う場所に植わっている他の品種のツルバキアは、とりあえず葉っぱは出てくるものの、花があまり咲きません。よほど日光が好きな植物にとって、日当たりの良い場所が少ない庭は、厳しい環境らしくて葉っぱばかりです。
こちらは、今回かなり早咲きして秋咲きになった、スノードロップの花の様子です。
周りには枯れた花をつけたものが並んでいて、この花が何となく最後っぽい。

そもそもこの場所は、下草が全て枯れて土だけになった初春の頃に、クロッカスやスノードロップが花を咲かせているようなところ。
なので、今咲いたら、周りの草花や雑草といっしょくたになって、漠然と埋もれ咲く運命になるのでした。
このスノードロップの一群、今後も秋咲きをするつもり、というのなら、植える場所を変えてあげるほうがよさそうです。
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