上澄みより花の蜜/ミツバチ ― 2016/03/09 18:53

昨日は春の陽気でしたので、この花の蜜をめがけて、アブやミツバチがたくさん集まってきていました。今頃はきっと、巣穴でじーっとして、体力を温存しているのでしょうね。
引き続き今日も、先日の春の陽気で、いっときの間、賑やかになっていた庭の様子から、ひとつ気づいたことをご報告いたします。
2月17日と19日の日記に書きました、ハスが植わっている睡蓮鉢の “上澄み” を、入れ替わり立ち代わり、ミツバチが集団ですすりに来ていたという話。↓水飲みの光景

その後も毎日、彼らは絶えることなく、水を飲みに来ていました、ずっと・・・。
ところが、ついに昨日、完全に目的地が変わったらしく、ハスの鉢の喫茶コーナーは、急にガラガラになりました。
ということで、エナジードリンク喫茶、無事に閉店。
で、ミツバチ御一行様はどこへ行ったのかといえば、そのハスの鉢から直線でわずか1〜2メートル離れた、ハーデンベルギアのところ。

そういえば、今までハーデンベルギアの花には無関心だったのに、いきなりブームが沸き起こった理由は、いったい何だろう。
たぶん、花の香りかな。
あまりにも “ほのか” すぎたので、断言はできませんが、昨日はハーデンベルギアの周辺に、いつもと違う香りが漂っていたように感じました。
それに、この豆科の植物がほぼ満開になった昨日は、花を目掛けて、たくさんの虫が一斉に集まってきていたわけで、花に何か起きていたのはほぼ間違いないでしょう。
その少し前までは、せいぜいアブが、カイガラムシ由来の何かでペットリなった葉の表面を、ネチネチなめに来ていたくらいでしたから。
よくわかりませんが、ハーデンベルギアは満開頃になると、大量の虫を無差別に呼び寄せる技を、いきなり披露する植物なのかも。
で、その花ほころぶ新天地に、ミツバチのオールメンバー、もれなく集結・・・? 見ている限りでは、それまで集団で通ってきていた水飲み場には、見向きもしなくなっていました、ただの一匹も。
さすがミツバチ、半端じゃない。

いずれ、そう遠くないうち、季節の花が次々に咲く頃を迎えます。
そうなると、ミツバチはお目当ての花を飛んで回るのに忙しくなるでしょう。
それを考えると、この1ヶ月は、たくさんのミツバチたちを身近に観察する、滅多とない良い機会だったんですね。
それに、「ハスの鉢に水を足すタイミングは朝がいいか夕方がいいか」みたいな、どうでもいいことを迷ってみたりして、けっこう楽しかったです。
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