クールな白花ヒマラヤユキノシタ ― 2016/03/24 18:27

空模様も曇天で、気まぐれに小雨が降るのも手伝って、春めいて賑やかだった庭は、急にひっそり閑となりました。
この調子が狂いそうな天候のギャップを、ものともせず淡々と咲き続けているのが、白花のヒマラヤユキノシタ。
植えっぱなしに近い状態の “植木鉢暮らし” で、今年も10日くらい前から花が開き始めました。
ヒマラヤが故郷というだけあって、今日みたいに薄っすら明るく、冷んやりした日は、生き生きとしています。
本当は、去年の秋に植木鉢を更新する予定でしたが、またもやスルーしてしまいまして、いったい何年、この植木鉢に入りっぱなしになっているのか、もう正確な年数を思い出せません。
(多分5年目/植えっ放しに強い性質がアダになっている)
いい加減に植木鉢をサイズアップするか、株分けをしないと、そろそろ生育に影響がでそうです。それに、植え替えたほうが花をもっといっぱいつけてくれて、今より楽しめるはず。
今度ばかりは花が終わったら、すぐ植え替えです。
我が家のように、日陰〜半日陰の面積がどちらかというと広めの庭では、このヒマラヤユキノシタのように少し手をかけるだけですくすくと育つ植物は、力強い味方です。
❇少し手がかかる部分 →高温多湿の季節は終わった葉がカビないように摘み取る
ひとつ謎なのは、このヒマラヤユキノシタの葉っぱを、好んで食べる虫がいるらしい、ということ。(基本的に虫の被害は殆どないそうです)
謎の虫がショリショリかじった虫食いの跡が、気づくと葉の形を変えているのが常で、葉っぱだけの時期になると、虫食い跡がちょっと悲しい・・・。
楕円のうちわ型をした、不思議な姿格好の葉っぱも、このヒマラヤユキノシタの魅力だというのに。
今日は今日で、まるで葉巻き虫みたいに、葉先を巻いた巣に潜り込んでいる虫(蜘蛛?)がいて、この葉っぱの利用価値が高いということだけは、とてもよくわかりました。
(つぼみの時の様子↓)

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